コラム2020/05/14
Youtubeで感染予防~厚労省全3作品~
Youtubeで感染予防~厚労省全3作品~
緊急事態が5月末まで延長され、多くの人が「STAY HOME」を強いられる一方で、私たち医療介護従事者のように「GO OUT」を続けなければならない人もいます。訪問介護のホームヘルパーも、「外に出て支援することが求められる」職種の一つですね。
厚生労働省は、そんな最前線で奮闘しているホームヘルパーの方々が新型コロナウィルスの感染リスクを下げるために何に気を付けるべきかの留意点を「訪問介護職員のためのそうだったのか!感染対策!」という動画にまとめ、全3作品をYoutubeの公式チャンネルに投稿しています。
MHLWchannnel
https://www.youtube.com/user/MHLWchannel
第1弾 あなたが利用者宅にウィルスを持ちこまないために
第1弾のテーマは「あなたが利用者宅にウィルスを持ちこまないために」。
利用者宅にウィルスを持ち込まない為にはどのようなところに気を付ければよいのかを説明しています。
「こんなときどうする?」という場面として、
1.利用者宅に到着
2.玄関に入る
3.手洗いをする
4.挨拶をする
5.部屋の換気をする
6.体温測定をする
7.鼻がかゆくなったら・・・
の7つの場面に分け、わかりやすくポイントを紹介しています。
第1弾 あなたが利用者宅にウィルスを持ち込まないために
https://www.youtube.com/watch?v=OQp6VRyoYL4
第2弾 利用者とあなたの間でウィルスのやりとりをしない
第2弾のテーマは「利用者とあなたの間でウィルスのやりとりをしない」。
食事介助・洗い物・排泄物の処理といった場面ごとに具体的な対策を解説しています。
「こんなときどうする?」という場面として、
1.食事の準備をするとき
2.食事介助をするとき
3.食事中にむせたときの反応
4.口腔ケアをするとき
5.排泄介助をするとき
6.片づけをするとき
の6つの場面に分け、「手や顔を意識して動画を観て下さい」と一言添えることで、よりわかりやすくポイントを紹介しています。
第2弾 利用者とあなたの間でウィルスのやりとりをしない
https://www.youtube.com/watch?v=RZN_aN6dcs4
第3弾 あなたがウィルスを持ち出さないために
第3弾のテーマは「あなたがウィルスを持ち出さないために」。
サービス終了後から、利用者のお宅を出るまでの流れの中で、気を付けるべき点を取り上げています。
「こんなときどうする?」という場面として
1.記録をする
2.エプロンを脱ぐ
3.帰る前
4.上着を着る
5.水を飲みたくなったら・・・
の5つの場面を想定し、ウィルスを持ち出さないために何に気を付けるべきかを紹介しています。
自分のバッグの中のボールペンを取り出す前に手指の消毒をした方が良いなど、思わず忘れてしまいそうな細かな点も紹介をしています。
第3弾 あなたがウィルスを持ち出さないために
https://www.youtube.com/watch?v=6PKNJjJ7hQc
まとめ
今回は、厚生労働省の「訪問介護職員のためのそうだったのか!感染対策!」をご紹介しました。日々、高齢者の生活を支えている皆様がいるからこそ、多くの高齢者の方が住み慣れた自宅で安心して生活を送ることができています。この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。
今回はホームヘルパーの方の為の動画をご紹介しましたが、ヘルパーの方々に限らず、私たち医療介護の従事者はチーム一丸となって感染予防に細心の注意を払う必要があります。一人の油断が目の前のご利用者を危険に晒すだけではなく、チーム全員の努力を台無しにしかねません。
厳しい日々が続きますが、最善の感染予防に努めていきましょう。