コラム2025/01/23
ちくさ病院の土曜日の訪問診療について~土曜日訪問が必要なのはどんな方?~
最近、ちくさ病院の相談員がケアマネさんから、「土曜日の訪問ができたらベストなんですが…。」、「土曜日の訪問枠は空いていますか?」などのお問合せを頂戴することがありますので、今回は当院の土曜日の訪問診療についてご案内させていただきます。
土曜日訪問診療詳細
対象エリア
名古屋市全域(名古屋市周辺エリアは応相談)
訪問診療時間(定期診療2回/月)
AM 9:15~11:30
PM 13:15~16:30
※上記時間は患者様宅に到着し、訪問診療を開始する時間です。エリアによって、時間が異なるため、詳細は下記、エリア相談員までお問合せください。
診療科
内科全般(総合内科)および精神科
土曜日の訪問必要なのはどんな患者さん?
実際に土曜日の訪問診療を使っている患者様の事例をご紹介致します。
家族が診察に立ち合いたいが、平日は仕事の関係で難しいケース
訪問診療は、ご家族が診察の立ち合いを希望するケースがよくあります。
理由は、極度の認知症または精神的な疾患の影響で、本人のみでは診察を受け入れない可能性がある、直接医師の話が聞きたいなどのご要望があるためです。
しかし、同居のご家族も平日は仕事の関係で診察の立ち合いが困難なケースが多いため、土曜日の訪問診療であれば、ご家族の立ち合いが可能になり、ニーズを満たすことができます。。
月曜~金曜日はデイサービスにいっているケース
自宅でひとりで過ごすことが困難な患者様は月~金曜日はデイサービスを利用し、土日は家族を過ごすという形で在宅生活を維持している方も多くみえられます。
場合によっては、訪問の日だけはデイサービスをお休みする、もしくは診察後に家族がデイに送迎する手段もありますが、土曜日に診療ができれば介護者の負担軽減にもつながります。
毎日人の目が入るようなケアプランにしたいというケース
転倒リスクなどが高い患者様で、デイサービスなどにも拒否がある方であれば訪問系のサービスを毎日入れてなるべく「空白の時間」を作らないようにケアプランを組んでおきたいというケアマネさんも多くみえられます。
そんな時に土曜日だけがサービスが入っていない状況であれば、土曜日の訪問診療に設定したいと考えられるケアマネジャーさんもいます。
更に、「土曜日は医療的なサービスが受けづらい曜日」というイメージが強いため、本人さん、家族さんとしても土曜日に医療サービスが受けられるというのは他の曜日よりも心強いというご意見を多く頂いています。
まとめ
今回は、当院の土曜日の訪問診療について改めてご案内させていただきました。
土曜日の診療について、ご相談のある方は各地域の担当相談員(下記参照)までお気軽にご連絡ください。
今後もできるかぎり地域のニーズに応えられるよう努めて参ります。