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医療法人豊隆会ちくさ病院在宅医療

帯状疱疹とは?症状、治療、予防について

コラム2023/10/11

帯状疱疹とは?症状、治療、予防について

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、免疫力の低下によって引き起こされる病気で、水ぼうそうウイルスによって引き起こされます。

加齢や過労、過度のストレスなどによる免疫力の低下が引き金となり、誰でも発症する可能性がありますが、加齢に伴いリスクが高まることがあり、50代から60代で最も発症が多く、女性の方が男性よりも発症率が高いことも報告されています。

重症化すると「帯状疱疹後神経痛」という合併症を招き、強い痛みが続く場合もあります。早期発見・早期治療につなげるために知っておきたい、症状や治療、予防などについて

ご紹介します。

帯状疱疹の症状

帯状疱疹は体の片側に現れ、痛みや発疹が特徴です。

痛みは皮膚症状よりも早く現れ、神経痛のような感覚です。

痛みとともに、皮膚に赤い発疹や水ぶくれが帯状に現れます。

帯状疱疹の治療

帯状疱疹の治療には抗ウイルス薬が使われます。

症状が軽度から中等度の場合は内服薬で、重度の場合は入院して点滴治療が行われることもあります。

痛みに対しては鎮痛剤が使用され、痛みが続く場合には神経ブロックなどの治療も行われます。

帯状疱疹の予防

免疫力の低下を避けるためには、健康的な生活習慣を維持し、食事と睡眠に注意しましょう。また、50歳以上の人は帯状疱疹ワクチン接種を検討し、感染を予防しましょう。

帯状疱疹は早期発見と治療が重要で、合併症を予防するために医師の指示に従うことが大切です。