コラム2022/08/30
体温を上げて 免疫力アップ
皆さんは自分の平熱を知っていますか?
健康的な人の平熱は36.5~37.1度と言われています。
実は今、36度以下という「低体温」の人が増えているそうです。
低体温は免疫細胞と大きな関わりがあり、放置してしまうとさまざまな病気を発症してしまうことがあるそうです。
今回は低体温克服法をご紹介させて頂きます。
体温が下がると免疫力は低下する
なぜ低体温がよくないとされるのでしょうか。
体温が上がると血液の流れがよくなり免疫力が高まります。
逆に体温が下がると血流が悪くなり、免疫力も低下し、体内に異物を発見しても、素早く駆除してくれる白血球を集めにくくなり、ウイルスや細菌に負けて発病しやすくなってしまいます。
まずは、自分の平熱を知り、低体温を克服して、血流をよくしておくことが、免疫力向上につながるのです。
「低体温」の原因とは?
低体温の原因の9割は筋肉量の低下と考えられます。
50年前と今では日本人の体温の平均は0.7度近く下がっているそうです。
その理由の1つとして、明らかな運動不足になっていることが挙げられます。
運動量の低下にともなって、筋肉量が減少します。
筋肉が少なくなると、体温も下がり、基礎代謝も下がります。
また、人間関係や経済面の問題、家族問題など、生きていく上で生じるストレスは昔より複雑化しています。
ストレスによって分泌するホルモンが、筋肉を分解することによってストレスを緩和する仕組みのため、ストレスが強いと筋肉をやせさせてしまい、その結果、低体温を招くということもあります。
筋肉量の低下は低体温の大きな原因の為、筋肉量を増やす生活習慣を目指すことが大切です。
体温を1度上げる生活習慣とは
・1日30分歩く (体温の一番低い朝に行うことがオススメ)
・入浴 (必ず湯船につかりましょう)
・スクワット (入浴後に行えば、眠りやすくなるという効果もあります)
・白湯を飲む (朝や夜寝る前に飲みましょう)
・GABAを多く含む食品を食べる (ストレスを緩和する成分「多く含む食品を食べましょう)
・腹巻き、カイロ、湯たんぽ (冬場は体を冷やさない工夫が必要です)
体を冷やさないで温める生活をすることで免疫力が活性化しますので、皆さんもぜひやってみてはいかがでしょうか。