コラム2022/08/23
冷えが引き起こす体調不良とは?
冷えは寒い時期の症状と思われがちですが、夏場は特に服装や食事が「冷え」に対して無防備にりやすく、低めの温度のエアコンや冷たい飲み物、食べ物などにより、体温の低下や血行不良を起こす人が多く見られます。
夏も終わりに近づくと疲れが溜まっているうえ、昼夜の気温変化も激しくなります。
季節の変わり目には、しっかりとした体調管理をしないと「冷え」による思いがけない体調不良につながってしまいます。
冷えによる体調不良チェックポイント
エアコンを長時間使用していると、自律神経系の交感神経が働き、体温を体の中から逃がさないように血管が収縮します。
このため血流は悪化して、冷え症を起こします。
また、自律神経の乱れは、他にも基礎代謝や新陳代謝を低下させてしまいます。
冷えによる体調不良がないかをチェックしてみましょう。
□体がだるい、やる気が起こらない
□消化不良を起こしている
□寝付けない、眠りが浅い
□手足、腹、腰の周りが冷たい
□食欲がない
冷えから身を守るためには、体を温め、血行を改善することが大切です。
次のポイントを参考にして、健康維持に努めましょう。
生活のポイント
首、手、足から冷えるので保温をしっかりとしましょう。
エアコンの使用は暑い日だけにして、設定温度も高めにしましょう(外気との温度差は5度以内に)
ウォーキングやストレッチなど軽い運動を心がけましょう
38~40度くらいのぬるめの湯でゆっくりと半身浴をして、体の芯から温めましょう
十分な睡眠をとりましょう
食事のポイント
栄養バランスのとれた食事をとりましょう
体を内側から温める食材をとりましょう
体を温める食材としては、ニンジン、カボチャ、ダイコン、カブなどの根菜類、ヤマイモ、サトイモ、サツマイモなどの芋類、シソ、ショウガ、ニンニク、ネギ、タマネギなどの薬味野菜があります。
牛肉や豚肉に多く含まれている疲労回復力をアップさせるビタミンやミネラル、抗酸化物質、酵素、良質なたんぱく質が豊富な食材をとりましょう。