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医療法人豊隆会ちくさ病院在宅医療

夏バテ対策について

コラム2022/08/24

夏バテ対策について

夏バテの症状とは?

夏場に「だるい」「食欲がない」などの症状を経験したことがある方も多いのではないでしょうか。

夏バテとは、高温多湿の夏に体が対応できずに起こる、さまざまな体の不調のことをいいます。

以下主な夏バテの症状です。

✓からだがだるい、全身の倦怠感がある

✓やる気がなく、無気力状態になる

✓食欲が出なくなる

✓下痢、便秘ぎみになることが多い

✓イライラすることが多い

✓からだが熱っぽい、のぼせがある

✓めまい、立ちくらみ

✓頭痛、むくみ

夏バテを招く主な原因

室内外の温度差による自律神経の乱れ

身体の体温調節は自律神経の働きによってコントロールされています。室内外の温度差が大きいと、そのストレスによって自律神経が乱れてしまい、夏バテを引き起こす要因となります。

熱帯夜による睡眠不足

夜になっても気温が下がらない熱帯夜では、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなってしまったりすることがあります。睡眠不足が続くと、日中の疲労を回復することができず、疲れが溜まってしまい、夏バテを引き起こします。

発汗の異常

長時間にわたって高温多湿の環境にいると、発汗が過剰になります。体内の水分が奪われることで、夏バテになりやすくなります。

食事でできる夏バテ対策ポイント

夏場には特に不足しがちな「たんぱく質」「ビタミン」「ミネラル」を摂ることを心掛けましょう。

たんぱく質は丈夫な身体づくり・疲労回復や持久力アップに欠かせません。

また、身体の調子を整えてくれるビタミン・ミネラルは汗と一緒に体外に排出されてしまうため、こちらもしっかり補給することが大切です。

旬の夏野菜はビタミン・ミネラルが豊富なので、積極的に食卓に取り入れるようにしましょう。

たんぱく質を多く含む食品

・魚類

・卵

・大豆製品

・肉類

ビタミン・ミネラルを多く含む食品

・ピーマン

・トマト

・かぼちゃ