コラム2022/06/30
愛知県発祥のモノ紹介コーナー!!~きしめん~
愛知県に住んでいるけどまだまだ知らないことが多いのではないでしょうか。今は全国で食べられるものも愛知県発祥というものは少なくありません。ここでは、愛知県発祥のモノをご紹介いたします。
きしめんについて
厚さ1mm、幅7から8mmほどの平たいうどんを「きしめん」といいます。
県内全域で食べられる愛知県のソウルフードであり、現在の刈谷市の名物だった平打ちうどん(ひもかわと呼ばれていた)がルーツであるといわれています。
「きしめん」という名の由来については諸説あるが、中国のお菓子である「碁石麺(きしめん)」からきているといわれます。
この「碁石麺(きしめん)」は、小麦粉を練って平たく伸ばし、竹筒などで碁石の形に抜いてゆで、きなこをかけた食べ物です。
愛知県で「きしめん」が浸透した理由として、うどんよりもつゆの味が染みやすく、しっかりした味付けが好きな県民の好みに合ったからではないかといわれています。
味付け
昔ながらのつくり方では、つゆはムロアジとたまりで味付けをします。
これは平たい麺のため口に含んだ時に味が薄く感じられることから、汁はしっかりとした味付けにする必要があったからだといわれています。
ムロアジはカツオなどよりも独特のクセのある濃い出汁がとれるのが特徴です。
醤油が大豆と麦でつくられるのに対して、たまりはほぼ大豆でつくられ、ほんのりと味噌の香りや独特の香りがする調味料です。
これと出汁を合わせることで、濃厚なつゆが完成します。
宮きしめんHP https://www.miyakishimen.co.jp/reason/
まとめ
きしめんは熱田神宮でも食べられますし、新幹線のホームでも食べることができます。そう思うと生活に浸透しているんだなと思いますね。