コラム2022/06/16
あなたは違いを説明できますか?~カフェ○○編~
カフェラテとカフェオレ、カフェモカなどなど、カフェ○○という飲み物ってありますよね。喫茶店などでメニューを見ても、何が違ったっけと思うことありませんか?
コーヒー+ミルクでできている
カフェオレの「オレ」はフランス語、カフェラテの「ラテ」はイアリア語で、それぞれミルクを意味しています。
「カフェオレ」
カフェオレとは、ドリップコーヒーにミルクを加えたもので、語源はフランス語の「caf? au lait(カフェ・オ・レ)」です。
カフェはコーヒー、レがミルクを指します。
コーヒーとミルクの割合は、1:1が基準とされていて、たっぷりといれたミルクの味わいとコーヒーの苦味をバランス良く味わうことが出来ます。
また、ドリップコーヒーを使用しているのでさらっと飲んでいただけるのも特徴のひとつです。
ミルクの違い
温めたミルク…火にかけて温めたミルク(液状)
スチームドミルク…蒸気で温めたミルク(液状)
フォームドミルク…蒸気で温め泡立てたミルク(泡状)
フォームドミルクを作る際に泡にならなかった部分がスチームドミルクです。
カフェラテ
カフェラテとは、エスプレッソにミルクを加えたもので、語源はイタリア語をもとにする造語の「Caff? Latte(カフェ・ラッテ)」です。カフェはコーヒー、ラッテがミルクを指しています。
よくカフェなどで目にする『ラテアート』も、このカフェラテで楽しむことが出来ますよね。
ちなみにエスプレッソとは専用のマシーンで圧力をかけ、短時間で抽出された濃厚なコーヒーのことです。
カプチーノ
「カプチーノ」は「カフェラテ」と同じく、イタリア発祥の飲み物でエスプレッソベースの飲み物です。
「カプチーノ」とは、もとはカトリック教会の一派であるカプチン会の修道士のことを指す言葉で、彼らが着るフードのついた修道服、カップッチョ(cappuccio、「頭巾、フード」の意)にちなんで名付けられたと言われています。
イタリアではカップッチーノ(カプチーノ)はカップッチョとも呼ばれています。
カフェラテとあまり見た目も変わらないお店も多く、どこが違うの?と迷う方もいるのでは?
一般的に、カプチーノはカフェラテよりもミルクのフォーム(泡)の部分が多いと定義されます。
これによって、エスプレッソに対してのミルクの量がやや少なめになるので、カフェラテよりもコーヒーの味わいをより強く楽しむことができるのです。
カフェモカ
カフェモカの「モカ」とは、本来はコーヒー豆の種類を指す言葉です。
しかし、それではコーヒーという意味の言葉が重複しているに過ぎません。
なぜこのような名前が付いたのかというと、高級豆として知られるモカの香りが、まるでチョコレートを彷彿とさせる香りであったからだといわれています。
つまり、カフェモカにおいてのモカとは、チョコレートを意味する言葉なのです。
カフェモカとは、エスプレッソコーヒーをベースとし、チョコレートシロップと温めたミルクを加えたものです。
まとめ
なんとなくカフェオレだけは違うカテゴリーみたいな方もいたのではないでしょうか。
コーヒー牛乳かそれ以外、くらいの認識でしたが、カフェモカにチョコレートソースが入っていることが、驚きでした。
ちなみにスタバでフォームミルクを多めにしたい場合は、「フォーミーで」と注文とミルク多めに無料でしてくれるそうです。
一度、使ってみたいワードです(笑)。