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医療法人豊隆会ちくさ病院在宅医療

血液1滴で認知症がわかる!?

コラム2019/11/13

血液1滴で認知症がわかる!?

血液1滴で認知症がわかる!?

厚生労働省の発表によると、2025年には5人に1人が認知症になると予測されております。現在、認知症は症状の進行を一定期間防ぐ薬はあるものの、根本的な治療薬は未だ開発中です。先日、中日新聞で、血液1滴でアルツハイマー型認知症が診断できるという記事が取り上げられていました。
https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019110602000098.html

検査に必要な血液量も少ないため、将来的には健康診断結果の1項目に認知症が含まれるかもしれませんね。早期発見のメリットには、初期の段階から適確な治療を開始することがきる、治療やケアの選択肢が広がる、本人の意思で治療法や現在の生活を見直したり、家族とともに今後の過ごし方を考えることもできるなど、様々なメリットがあります。
また、認知症予防として、日頃から、バランスのよい食生活や軽い運動、簡単な計算やパズル・囲碁・将棋など頭を使うゲームをするなど、生活習慣を見直し”未病”に努めていくことを心がけていきましょう。