データベース「LIFE」の利用～利用申請からログインまで解説～
新年度より、介護保険の新たなデータベースである“LIFE”が本格稼働を開始します。厚生労働省はLIFEの活用を考えている事業者に対し、実務的なスタートアップガイドを周知しています。新年度より、すぐにLIFEを使いたい場合は原則として3月25日までに利用申請を済ませて欲しいと呼びかけています。

どうやって始めるの？～利用の流れ～
LIFEの利用はどのように始めれば良いのでしょうか。大まかな流れとしては、①利用申請⇒②厚生労働省から送付されるハガキの受領⇒③初回ログイン・ID設定⇒④利用者情報・様式情報の登録となります。

利用開始～新規利用申請から厚生労働省から送付されるハガキの受領まで～
■これまでにCHASEまたはVISITを利用していない場合、LIFEの利用には新規利用申請が必要となります。新規利用申請は、令和2年度中はCHASEのホームページ（https://chase.mhlw.go.jp）にて受付しています。

■新規利用申請を行うと、厚生労働省から利用開始に必要な情報が記載されたハガキが送付されます。ハガキの到着後にLIFEが利用可能となります。
①アドレスバーに上記URL（https://chase.mhlw.go.jp）を入力し、Enterキーを押す

②「初めて利用される方」の「新規登録」をクリック

③LIFEの新規利用申請

・画面に表示される説明に従い、必要事項を入力してください

・利用申請が事業所単位で行います。同じ事業所番号で複数のサービスを提供している場合、利用申請は1回で構いません。

・CHASE(LIFE)のアカウントは事業所単位で1つとなりますが、計画書等の情報（＝「様式情報」）は介護サービス利用者の利用しているサービスごとに登録することが可能です。

④新規利用申請が完了すると、厚生労働省から利用開始に必要な情報が記載されたハガキが送付されます。ハガキの到着までしばらくお待ちください。

初回ログイン・ID設定
①「管理ユーザー」と「操作職員」とで利用の流れが違います。管理ユーザーは操作職員や介護サービス利用者の情報を登録するユーザーです（管理ユーザーは1つの事業所につき1つです）。

＜管理ユーザー初回ログイン＞

①起動アイコンのダウンロード

(1)ハガキに記載されたURLをアドレスバーに入力

(2)「起動アイコン」ボタンを押してダウンロード開始（ハガキに記載されている『起動アイコンダウンロード用のパスワード』が必要です）

②ログイン

（1）「起動アイコン」のダウンロードができたら、ダブルクリックするとログイン画面が開きます。

(2)指定個所にハガキに記載されている「ログインID」と「パスワード」を入力します。

③端末登録

初回ログイン時は、端末登録（＝CHASE(LIFE)に利用するパソコンとしての登録）を行う画面へ進みます。画面の指示に従い、一時パスワードを入力してください。

④初期パスワードの変更が完了すると、トップ画面が開きます。これで初回ログイン時の作業は完了です。

※2回目以降にログインする歳は、「起動アイコン」から「ログインID」と「パスワード」を入力することでトップ画面が開きます。

操作職員の登録

操作職員を登録し、管理ユーザー以外の職員も操作可能な状態にします。

①「管理ユーザー」でログインし、トップ画面から「操作職員情報登録更新」を選択します。

②「新規登録」ボタンをクリックして、操作職員として登録する職員の情報を入力します。

必要情報の登録が完了すると、登録した操作職員の情報の詳細と「ユーザID」と「初期パスワード」が表示されます。IDとパスワードを操作職員へ伝えて下さい。

＜操作職員ログイン＞

■管理ユーザーとは別のパソコンを使用する場合は、先述の手順で「起動アイコン」のダウンロードが必要です。

①「起動アイコン」をダブルクリックするとログイン画面が開きます。

②IDと管理ユーザーが設定した初期パスワードを入力してください。

※IDは「事業所番号-（管理ユーザーの設定した）ユーザーID」であることに注意

（上記参考サイトより引用：https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/130571.pdf）

まとめ
今回は、介護データベース“LIFE”の利用開始の流れについてお話いたしました。データ登録の方法に関しては、また次回にお届けさせて頂きます。まだ登録していない方はこの機会に利用申請をしてみてはいかがでしょう。