MENU

医療法人豊隆会ちくさ病院在宅医療

介護業界初?オンライン展示会

コラム2020/06/23

介護業界初?オンライン展示会

介護業界初?オンライン展示会
 6月下旬になり、徐々に以前の生活が戻りつつある中、東京では4日連続で感染者が30人を超えるなど、完全な終息を目指すにはまだまだ予断を許さない状況が続いています。大勢の人が集まるイベントは依然として多くの企業が開催を見送っている状況で、オンラインでの開催を試みる主催者も少なくありません。今回ご紹介する展示会もその一つです。
介護用品・設備などの展示会「CareTEX」を運営するブティックスは16日、業界初の商談型オンライン展示会「CareTEX365 オンライン」を7月14日から開始すると発表しました。

イベントの概要
介護用品、設備、サービスなどのサプライヤーは、自社ソリューションのPR動画をオンラインブースで配信し、興味を持った人からの資料請求や相談などに応えていくという仕組みです。 訪れる介護事業者にとっては、多くの企業の提案を1ヵ所で見比べられるメリットがあるとされています。
商談設定のサポートやニーズに合う商品の紹介など、オンライン展示会の運営側が担うサービスも利用可能となっています。 業界のトップランナーによるウェビナーも企画されており、初日には厚生労働副大臣の橋本岳氏、元厚労省保険局長の唐澤剛氏が登場する予定で、ウェビナーのコンテンツは順次追加されていくそうです。 介護事業者の参加は無料で会員登録が必須となっています。ブティックスは、「より効率的で感染リスクにも配慮した新たな商談、マッチング、学びの機会を創出したい。従来型の展示会と相乗効果を生み出すプラットフォームに育てたい」としています。

オンライン出展ブース「CareTEX365 ウェブース」
介護関連サプライヤーの商品情報が一堂に集うオンライン出展ブース「CareTEX365ウェブース」では各社が趣向を凝らした新商品・サービスの魅力を伝える2分程度のPR動画を無料視聴できます。既に介護事業者とのマッチングを希望する主要な介護関連サプライヤーの出店が多数決定しており、PR動画を視聴して興味を持った介護事業者からの「資料請求」や「商談設定」のリクエストに応えます。

オンライン商談設定サービス「CareTEX365 コネクト」
オンライン商談設定サービスは、「介護事業者の困りごと」と「それを解決する介護関連サプライヤー」をコネクト(つなぐ)するサービスです。具体的には「CareTEX365 ウェブース」を訪れ、商品情報や動画を視聴した介護事業者に対し、同社の専門コンシェルジュやシステムを介して、興味を持ったサプライヤーとのオンライン商談を設定する。
また、商品選定やサプライヤー探しでお困りの介護従事者には、同社の専門コンシェルジュが、ニーズに合った商品やサプライヤーを紹介(レコメンド)するサービスも行います。

オンラインセミナー「CareTEX365 ウェビナー」
介護業界の最新情報を発信するオンラインセミナー「CareTEX365 ウェビナー」では、基調講演として厚生労働副大臣である橋本岳氏と、元厚生労働省保険局長で慶應義塾大学特任教授の唐澤剛氏が登場。その他、本業界の第一人者を講師陣に迎えた、介護業界関係者必聴の専門セミナーが続々と配信される。

まとめ
今回は、「CareTEX365 オンライン」をご紹介しました。現在は、新型コロナウィルスの感染拡大により、会場に大勢の人を集めるスタイルを取りづらくなっている状況にあります。そんな中、現代社会のスタンダードな思考は「今まで通り大勢の人を会場に集めるためにはどうしたらよいか」をリアルな世界ではなく、オンラインの世界でどうやって実現していくかにシフトしています。今後、何がウィズコロナ、アフターコロナのニューノーマルとして定着していくのか、様々な企業が試行錯誤中ではありますが、我々の介護医療の業界でも、イノベーションが起こるかもしれませんね。