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医療法人豊隆会ちくさ病院在宅医療

あきらめない人の車いす~自分でこいで移動する車いす!?~

コラム2020/01/30

あきらめない人の車いす~自分でこいで移動する車いす!?~

あきらめない人の車いす~自分でこいで移動する車いす!?~

片側麻痺が進行して車いす生活になってしまった。本人は自分の足で歩きたいと思っているが難しい。このような、車いす生活を余儀なくされた方が、自らの「足」で移動できる手段がすでにあります。13年NHKサキドリ「驚きの足こぎ車いすスペシャル!」が放映され、社会的に大きな反響を呼びましたが、放送から7年、この情報はまだまだ必要とする方々に届いていないのが現状ではないでしょうか。近々名古屋で行われる説明会・体験会がありますので、興味ある方はぜひご体験ください。

足こぎ車いす

車いすにペダル?足が思うように動かせないから車いすを使うのにペダルをどう漕ぐの?そう感じた方も多いのではないかと思います。私たち人間には、脳や脊髄の中に歩行機能の神経回路があります。何かしらの疾患が原因で歩行に障害を抱えた方は、この神経回路が動かなくなっています。しかし、足こぎ車いすにのってペダルを漕ぐことによって、足から感覚情報などが脊髄に伝わり、脊髄反射がおこります。あるいは、脊髄の中にペダルを漕いだり歩行したりするための歩行中枢のようなものがあって、これらがうまく刺激されます。「車いす」のためスーパーや飲食店にも自由に入ることができます。通常の車いすと同様、道路交通法上歩行者としての扱いを受けられ、歩行者天国や大規模店舗内、空港、駅および鉄道車内にも乗り込みが可能です。
動画はこちらから 「COGY あきらめない人の車いす」
https://www.youtube.com/watch?time_continue=97&v=kDg5nzKRp1o&feature=emb_logo

対象や特徴、効果は?

使用される方によってと捉え方は様々です、一例として参考にしていただければと思います。

リハビリの特徴

【1】 軽度から重度の片麻痺の方まで乗れる
【2】 脳卒中発症後2~3日で乗り始めることも可能(※)
【3】 「つらい」から「楽しい」リハビリになる
※意識障害や重度の合併症がない場合

体に与える特徴

【1】 脳や脊髄の活性化
【2】 自分の力で移動できるようになる
【3】 日常生活で継続した運動ができる

心に与える特徴

【1】 笑顔が増える
【2】 屋外に出る機会が増える
【3】 日常生活に目標ができる

説明会、体験会のご案内

【あきらめない人の車いすCOGYの商品説明会】~障害者も、健常者も希望を見出せる社会へ~

日時:2月13日 13時~14時30分
場所:imyホール大会議室3F(アクセス  http://kaigi-nagoya.com/access.html
千種区葵3‐7‐14(地下鉄東山線千種駅1番出口徒歩1分)
講演者:株式会社TESS 代表取締役 鈴木堅之 (https://cogycogy.com/)
定員:120名(定員になり次第締切)
参加無料(業種問わず、参加可能)
締め切り:2月8日
主催:株式会社メグラス

詳細は下記までお問い合せください
株式会社メグラス 河村隆
メール: takashi.kawmaura@meglus.co.jp
FAX:052-508-8079

以上