コラム2020/01/25
よく眠れていますか?睡眠の質を高める方法
よく眠れていますか?睡眠の質を高める方法
「すこし疲れた」と感じていても、ひと晩ぐっすりと眠ると、翌朝はスッキリとしていることがよくありますよね。健康を支える重要要素として、運動・栄養・睡眠といわれるように、睡眠は健康に重要な要素です。ただ、ぐっすり寝られないこともあるのではないでしょうか。今回は睡眠の質を高める方法についてお話させていただきます。
レム睡眠とノンレム睡眠
「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という言葉を聞いたことがありますか?
レム睡眠というのは、眠っていても眼球が動いている、眠りの浅い状態を言います。一方で、ノンレム睡眠は、眼球が動かない眠りで、ぐっすり寝ている状態です。眠りにおちてすぐに深い眠りのノンレム睡眠になり、次に浅い眠りのレム睡眠になります。私たちは、だいたい90分でノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返しています。90分の倍数の時間である360分(6時間)や450分(7時間半)などを睡眠時間として設定すれば、すっきり目覚められるのではないでしょうか。
不眠に対する生活指導
ぐっすり眠れない、寝付けないなどで悩まれる方もいるかと思います。寝られない場合、睡眠導入剤を使ったりと薬に頼ることができます。ただ、薬に頼る前にできることがあります。
1.概日・生活リズムの維持(毎朝一定の時間に起床し、太陽光を浴びる)
2.生活習慣の見直し(毎朝一定の時間に起床し、太陽光をとりいれる)
3.夕食以降のカフェイン摂取や寝酒を避ける(夜間覚醒時に喫煙しない、など睡眠に悪影響を与えうる嗜好品に注意)
4.明るさ、音、温度、湿度など就寝環境を快適にする
5.不眠の原因や影響などについて考えない(夜中に目が覚めても時間を確認しない)
日常生活を少し変えるだけでも不眠が解消する可能性があります。
まとめ
昔、眠れないときは羊を数えなさいと言われませんでしたか?日本語だと羊が一匹、羊が二匹…ですが、英語だと、one sleepy sheep、two sleepy sheeps…となり、眠いというsleepと羊であるsheepの音が似ているから眠りを意識するとも言われます。寝る前にホットミルクを飲む、羊を数えるなど習慣的に行ってることもあると思います。眠りの質を改善したい方は、一度、生活習慣を見直しみましょう。