コラム2024/12/27
咳が長引くときは要注意!
咳が続いていると、「ただの風邪かな?」と思いがちですが、2週間以上咳が止まらない場合には、風邪以外の病気が隠れている可能性があります。今回は、咳が長引く原因や対処法についてお伝えします。
咳が続く原因はさまざまです
長引く咳の原因には、以下のようなものがあります。
気管支喘息:夜間や運動後に咳がひどくなる
逆流性食道炎:胃酸が逆流することで、喉や気管が刺激される
肺炎や結核:微熱やだるさを伴う
慢性閉塞性肺疾患(COPD):喫煙歴がある方は特に注意
こんな症状があればすぐに受診を!
以下のような症状がある場合、早めに病院を受診しましょう。
- 咳が2週間以上続く
- 体重が減っている
- 熱が続く、または疲れやすい
- 血が混じった痰が出る
- 胸が痛む
日常生活でできる予防とケア
空気の乾燥を防ぐ
加湿器を使うなどして部屋の湿度を保ちましょう
刺激を避ける
タバコの煙や埃、冷たい空気は咳を悪化させることがあります
休養
十分な休養を取って体力を回復させましょう
まとめ
「そのうち治るだろう」と放置してしまうと、病気が悪化する可能性があります。咳が2週間以上続く場合は、風邪ではなく気管支喘息や逆流性食道炎、肺炎、結核などが原因の可能性があります。特に高齢者では、軽い症状が重篤化することもあるため、体重減少、微熱、倦怠感、血痰などの症状を伴う場合は早めに医療機関を受診しましょう。