コラム2024/06/24
梅雨のだるさを乗り越える!原因と効果的な対策方法
「梅雨だる」の原因
低気圧が続く
梅雨の時期は低気圧が続くため、副交感神経が優位になります。
これは体をリラックスさせる神経で、活動力が低下しやすくなります。
低気圧の影響で「ヒスタミン」という炎症物質が分泌され、肩こりや偏頭痛が悪化することがあります。
気温の寒暖差
雨で気温が下がったり、翌日には真夏のような暑さになったりと、激しい気温差が体にストレスを与え、疲れやすくなります。
湿邪
高湿度により体内の余分な水分が消化器系に影響を与え、だるさや食欲不振、消化不良、下痢や便秘を引き起こします。
「梅雨だる」の解消方法
生体リズムを整える
- 朝起きたらカーテンを開けて光を浴び、体内時計をリセットする
- 雨や曇りでも部屋を明るくする
- 朝食をしっかり摂り、活動モードに切り替える
- 日中は意識的に活動的になる
- ウォーキングやジョギング、雨の日はストレッチなど軽めの運動を習慣化する
- 夜はぬるめのお湯にゆっくり浸かり心身をリラックスさせる
- 十分な睡眠をとる
冷えに注意し、こまめな体温調節を
- オフィスや電車の冷房対策として、薄手のカーディガンやストールを持ち歩く
- 就寝時もタオルケットなどで温度調節を行う
- 暑いときはエアコンのドライ機能を使い、汗が蒸発しやすくする
栄養バランスの良い食事を
- 冷たいものや生ものの摂りすぎに注意し、食品が傷みやすい時期なので、できるだけ加熱して食べる
- 良質なタンパク質をしっかりと摂り、活動のエネルギーとなる炭水化物や、体調を整えるビタミン・ミネラルもバランスよく摂る
まとめ
「梅雨だる」は外部環境の影響で起こりやすくなりますが、適切な生活習慣を心がけることで対策できます。
これらの対策を実践して、「梅雨だる」から「夏バテ」へとつながらないように注意しましょう。