コラム2019/10/24
第1回「ちくさ会」の御礼とご報告
第1回「ちくさ会」の御礼とご報告
10/18 第一回「ちくさ会」を開催させていただきました。医療介護関係者(訪問看護ステーション、CM事業所、病院、ディサービスなど)56名にご参加いただき、当院からは役員の加藤理事長、服部院長をはじめ、医局から訪問診療医の近藤医師、清水医師、佐藤医師。看護部からは井藤部長、五藤師長、萩野主任、岩越看護師。連携室からは吉森MSW、寺崎MSW。事務部から中島事務長。在宅医療推進部から、佐藤相談員、大塚相談員、杉山が参加させていただきました。計70名という大変多くの方にご参加いただき、有意義な時間となりましたことをこころよりお礼申し上げます。
今回はちくさ病院の経営ビジョンのひとつである「親密さ」をみなさまと共有し、「本音」で語りあうことをテーマにさせていただきました。様々なところでいわれて久しい「顔のみえる関係」、名古屋医師会の古山委員長がいわれれている「顔のわかる関係」はもとより、「心がわかる関係」まで関係者さまとの連携を強化できるよう、当院一同、より良い地域包括ケアを目指して、精進してまいります。
現在、ちくさ病院では在宅医療を推進するべく、様々な取り組みをさせていただいております。一例ですが、毎月、医師による医療介護関係者さま向けに「在宅医療勉強会」の開催、相談員による「出張勉強会」、この勉強会では相談員が日々の業務の中での、各機関との連携事例をもとに、「主にうまくいかなかったケース」を取り上げます。みなさまと一緒に考える内容になっており、多職種から様々なご意見をいただき、さらに、エリアによる違いも表れるため、エリア特性を考えるうえでも多くを学ばさせていただいております。みなさまからも大変好評であり、「ぜひ、うちの事業所でもやってほしい」というご意見を多数いただいております。ご希望ございましたら、このメールにご返信いただくか当院の相談員までご連絡ください。
また、「レスパイト支援プラン」を10月から開始させていただきました。このプランは、レスパイト入院時に当院までの介護タクシー代を当院が手配させていただき、病院まで「無料送迎」をさせていただいております。私の知る限りですが、レスパイト入院時にこのような支援プランをするのは、全国で初めての取り組みではないでしょうか。
このようなメルマガを通して、多くの方からご意見・ご感想・情報提供をいただき、大変嬉しく思っております。本当にいつもありがとうございます。これまで挙げたのは、様々な取り組みの一例ですが、今後も、よりよい医療機関を目指して、様々なことにチャレンジしていきたいと思っています。まずは、皆様のご協力のもと「ちくさ会」を開催できたことを御礼申し上げます。今後もご指導いただきますよう、何卒よろしくお願い致します。