コラム2023/11/13
冬の対策に要注意?足の水虫の原因になっているかもしれません
冷えを防ぐために厚手のソックスや密閉力の高い靴を履くことはよくありますが、これが冬場の水虫を引き起こす可能性があります。
水虫の原因
足の水虫は感染する部位によって、あらわれる皮膚症状は異なりますが、足の指の間によくみられる「趾間型」(ジクジク水虫)、足の裏の土踏まずあたりにみられる「小水疱型」(ボツボツ水虫)、かかとによくみられる「角質増殖型」(カサカサ水虫)の3つのタイプに分類されます
水虫の原因は白癬菌と呼ばれる真菌で、保菌者の使ったスリッパやバスマットを介して感染します。
厚手の靴やソックスを履くことで足が蒸れ、白癬菌の繁殖リスクが高まります。特に冬場は暖房の影響で足が蒸れやすくなり、女性の場合はタイツやストッキングも水虫の要因に。
水虫の予防
足の蒸れを防ぐにためには、通気性のある自然素材のソックスの着用がおすすめです。
白癬菌は高温多湿な環境を好むため、同じ靴を毎日履くことも避けたほうがよいです。
特に雨の日の翌日は靴を履き替え、感染リスクを減らしましょう。
セルフケアとしては、入浴時には指の間まで洗い、十分に拭いてから乾燥させることで白癬菌の繁殖を防ぎます。
水虫の治療
水虫を発見したら早めに皮膚科を受診することが重要です。
治療は医師の指示に従い外用剤を使用する場合は入浴後に塗るなどの習慣をつけましょう。
まとめ
水虫は早期発見が重要で、治療は医師の指示に従い続けることが必要です。
セルフケアでは足の清潔と乾燥を保ち、異常を感じた場合は市販薬の使用を中止し、速やかに医師に相談してください。冷え対策と水虫予防をバランスよく行い、健康な足元を維持しましょう。