コラム2023/08/31
認知症とともに歩むための対策vol.2
専門職へ相談をする
「認知症かもしれない」と感じたとき、どこに相談すれば良いかわからなかったり、また「まだ大丈夫」という気持ちから相談を後回しにしてしまうことは、よくあることです。
しかし、専門家に相談することは、認知症に関する未知の世界への第一歩を踏み出す大切なステップです。
自分だけで悩むことから抜け出し、早い段階で専門職に相談することで、不安や疑問を解消し、適切なケアやサポートを受けることができます。
このステップを踏むことで、未知の状況に対する不安も少し軽減されるかもしれません。
主治医やケアマネージャーといった専門職の存在は心強く、あなたの認知症の旅において大きな支えとなるはずです。
彼らは知識と経験を持ち、あなたの状況に合ったアドバイスやサポートを提供してくれます。
認知症の旅を一緒に歩む仲間として、専門職と協力することで、より良い未来を築く一歩となるでしょう。
ためらう気持ちを一歩踏み出す勇気に変えて、専門職に相談することを検討してみてください。その第一歩が、より健康で幸福な認知症の旅のスタートとなることでしょう。
信頼できるひとに相談をする
認知症であることを打ち明けることは、確かに勇気が必要な一歩です。
周りの人々にどのように伝えるか、またその反応を心配することも理解できますが、無理に大げさに準備する必要はありません。
まず、誰に話すかを考えましょう。
あなたが話したいと思う人に、自分の状況を伝えることからスタートします。
その人たちは、あなたのことをよく知っている人々であり、理解とサポートを提供してくれるはずです。
周囲の人々に認知症の状況を伝えることで、あなた自身が抱える不安や疑問を共有し、気持ちを楽にすることができます。
また、状況を共有することで、彼らもあなたをサポートする方法を見つける手助けとなるでしょう。
もし身近な人に相談することに不安を感じる場合は、電話相談や地域包括支援センターなどで、面識のない専門家に相談してみることも選択肢です。
まとめ
専門家や信頼できる方々に相談することで、あなたの状況についてオープンに話すことができ、新たな視点やアドバイスを得ることができます。
最初は気軽に、自分の気持ちを口に出してみる、その小さな一歩が、あなたの認知症と上手に付き合っていくための最初のステップとなることでしょう。