コラム2023/02/13
チョコレートと健康効果
明日はバレンタインデーですが、今日現在ジェイアール名古屋タカシマヤで行わている「2023アムール・デュ・ショコラ」は激込みのようです。
https://amour.jr-takashimaya.co.jp/2023/
多種多様なチョコレートがあり、みるだけでウキウキした気分になりますね。
今回はチョコレートの健康効果にスポットを当ててご紹介します。
チョコレートの健康効果
チョコレートがなぜ健康に良いのかというと、その秘密は主原料のカカオマスに含まれるカカオポリフェノールにあるようです。
ちなみにポリフェノールは自然界のほとんどの植物に存在し、強い抗酸化作用を持つ物質として知られています。
特に動脈硬化の原因であるLDLコレステロールの酸化を防ぎ、さらに血管を拡張する作用により、動脈硬化の予防に高い効果が期待できるといわれます。
LDLコレステロールに限らず、体内の酸化を抑えることにより、血圧低下、腸内環境改善や老化防止など、さまざまな健康によい効果が期待できます。
また、カカオの苦味成分である「テオブロミン」には、自律神経を整えたり、脂肪蓄積を抑えたりする効果もあります。
健康効果については以上を含め下記のようなものがあります
・血圧低下(血管を広げる作用がある)
・動脈硬化予防(強い抗酸化力で、コレステロールの酸化を抑える働きがある)
・美容効果(肌老化の原因である「活性酸素」が引き起こすトラブルを防ぐ)
・アレルギーの改善
・脳の活性化
・便通改善
カカオポリフェノールは、ビターな高カカオチョコレートに多く含まれている!
嬉しい効果ばかりのカカオポリフェノールですが闇雲にチョコレートを食べればいいわけではありません。
カカオポリフェノールはカカオの主成分なので、必然的にカカオの含有量が多い、ビターな高カカオチョコレートに多く含まれることになります。
高カカオチョコレート摂取時の注意点
健康によい効果が期待できる高カカオチョコレート。
とはいえ、たくさん食べれば食べた分だけ健康になるというわけではありません。
チョコレートの食べ過ぎは、逆に不健康につながる恐れもあるのです。
チョコレートはポリフェノールが豊富なだけではなく、脂質やエネルギーも多い食べ物です。カカオの含有量が多い高カカオチョコレートは、普通のチョコレートより脂質も多く含みます。
そのため、食べ過ぎると摂取カロリーが増え、肥満の原因になってしまいます。苦味成分のテオブロミンは、よい効果がある一方で、過剰摂取すると利尿作用や興奮作用も高めてしまいます。
また、チョコレートにはカフェインも含まれているため、過剰摂取してしまうと、頭痛や不眠の原因になることもあります。
そもそも、カカオポリフェノールはたくさん摂取しても、24時間後にはほとんど排出されてしまいます。
たくさん食べ過ぎると、むしろ体の不調につながることもあるのです。
まとめ
高カカオチョコレートを毎日少しずつ食べるだけでも、カカオポリフェノールが持つさまざまな健康効果が期待できます。
食べ過ぎには注意しながら、健康的な食生活の一部として、高カカオチョコレートをおやつに取り入れてみましょう。