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医療法人豊隆会ちくさ病院在宅医療

高齢者向けにも変わるかも~ペット共生型障がい者グループホーム わおん/にゃおん~

コラム2022/09/28

高齢者向けにも変わるかも~ペット共生型障がい者グループホーム わおん/にゃおん~

アニマルセラピーとは

皆さんは動物と触れ合う事で、心が落ち着いたりストレスが軽減したりなどの癒し体験を、一度はお持ちではないでしょうか。

元気が出てきたり、自信がついた気分になったり、こうした「動物を通した癒し」がアニマルセラピーです。

実はアニマルセラピーの歴史は古く、古代ローマ時代に負傷した兵士のリハビリに、馬を用いたアニマルセラピーが行われていたようです。

現在では、アニマルセラピーに用いられる動物には、馬の他にイルカなどがありますが、最も身近な動物である犬を用いたアニマルセラピーは、20世紀半ばから本格的に始まりました。

ペット共生型障がい者グループホーム わおん/にゃおん

「わおん」「にゃおん」とは、障がい者の方が自立した生活を送るためのグループホーム(共同生活援助)に「ペット共生型」という独自のコンセプトを採り入れた、アニスピホールディングスの障がい者グループホームブランドです。

動物のいのちを守るとともに、ともに暮らすこと(共生)によって入居者の方にもさまざまなメリットをもたらし、安らぎと彩りのある生活を実現します。

※施設HP参照 https://anispi.co.jp/business/waon/

動物と共生するメリット

「アニマルセラピー」が科学的に証明されているように、ペットと生きる毎日は希望と活力を与えてくれるだけでなく、精神障がいの症状改善や認知症予防につながることが期待されます。

動物介在活動(Animal Assisted Activity)は、身体的・精神的苦痛の緩和ケアとして有用であったり、QOL(Quality Of Life,「 生活の質」)の向上に寄与したりといった事例が数多く報告されています。

殺処分0に向けて

現在日本では年間50,000頭もの、罪のない犬と猫が殺処分されています。

共生できる環境があることで、殺処分される犬や猫を預かり、障がい者の方々とともに暮らすペット共生型というモデルによって、殺処分される犬や猫を1頭でも減らしていくことができます。

まとめ

ペットと一緒に過ごしているのもアニマルセラピーになるようです。

最近はペットOKな施設も出来てきています。

動物と一緒に過ごして、癒しの時間を得てみてもいいかもしれませんね。