コラム2022/08/22
夏場の水分補給について
水分補給の一番の目的は「体温調節」
夏場の気温が急に上昇したときに多く発生する「熱中症」。
まだ暑さに体が慣れていない時期に起こりやすいのですが、抵抗力がついてくれば血液循環がよくなり汗の量も増え、より効果的な体温調整ができるようになります。
こまめな水分補給を週間に
一般的に人は、水分を1日約2.5L体内から失うといわれています。
夏場は汗をかく分、特に意識して水分の摂取を心がける必要があります。
しかし、一度に大量の水分を摂取すると、体内の電解質バランスを崩して体調不良を引き起こします。
効率的に体内に吸収できる量は一度に200ml程度といわれています。
「がぶ飲み」は控え、喉が渇いていなくても30分に1回は、意識して補給する習慣をつけると安心ですね。
スポーツドリンクと経口補水液について
運動時など、発汗により失われた水分や電解質をスムーズに補給するにはスポーツドリンクも有効です。
糖分、塩分も入っており、効率的に体内に水分を吸収できるように調整されています。
日常生活における水・電解質補給であればスポーツドリンクでも十分ですが、以下のような軽度から中等度の脱水症には経口補水液が適していると言われています。
感染性腸炎、感冒による下痢・嘔吐・発熱を原因とした脱水
症高齢者の経口摂取不足を原因とした脱水症
過度の発汗を原因とした脱水症脱水を伴う熱中症
まとめ
水分補給について正しく理解をし、こまめな補給を心がけていきたいですね。
また時にはスポーツドリンクや経口補水液を取り入れながら、猛暑日が続く真夏を乗り越えましょう。