コラム2022/02/24
コロナワクチン、小児接種可能に
政府は21日、新型コロナウイルスワクチンの小児接種を可能にするための関係政令・省令を公布、施行しました。
対象は5~11歳で、今週から各自治体にワクチンを配送する予定とみられます。
松野博一官房長官は記者会見で「接種準備ができている自治体では、ワクチンが届き次第、3月を待たずに接種を開始してもらう」と説明しました。
12歳以上の方のワクチン接種との違い
使用するワクチンが違います。
小児用ファイザーワクチンは小児専用のワクチンとして作られたもので、濃度が12歳以上のワクチンの半分となっています。接種量も0.2mlで、12歳以上の0.3mlより少ない量です。
予防接種法の「努力義務」の規定の適用が除外
小児用ファイザーワクチンは、臨床試験等から有効性や安全性が確認されていることや、海外でも広く接種が進められていることなどを踏まえ、日本でも接種が進められることとなりました。
しかし、オミクロン株に対する発症予防効果等の根拠が確定的でないこと等から「接種を受けるよう努めなければならない」という予防接種法の「努力義務」が適用されないこととなりました。
ちくさ病院のある名古屋市の5歳から11歳の方も、新型コロナワクチンを受けられるようになりますね。
国内の新型コロナ感染者全体に占める子どもの割合は増えています。
小児(5歳から11歳)の接種は「接種を受けるよう努めなければならない」という「努力義務」は適用されていませんが、名古屋市からは、対象となる方全員に接種のご案内を順次送付するとのことです。
ご案内をお読みいただき、ワクチン接種を受けるか、お子さまと一緒にご検討下さい。
詳細は名古屋市のホームページをご覧ください。