コラム2020/10/15
年間売上約2.2兆円 世界一の自販機大国!日本~自販機でマスクも買えるようになります~
年間売上約2.2兆円 世界一の自販機大国!日本~自販機でマスクも買えるようになります~
コロナが流行り始めたころ、マスクや除菌ウェットティッシュの入手が難しかったですよね。今は落ち着いてきて、簡便に入手できるようになりました。そのマスクと除菌ウェットティッシュが自動販売機でも購入できるようになるとのことで、ふと欲しくなった際に重宝されそうです。
自動販売機で買えるってどういうこと?
ダイドードリンコが、10月下旬から公衆衛生用品を自動販売機で販売すると発表しました。自販機網を主力チャネルとするダイドードリンコとして、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響による公衆衛生意識の高まりに対応できるのではないかと考えて始めるとしています。
販売内容は?
最初に販売を開始するのは、不織布マスク(2枚入り)と除菌ウェットティッシュ(10枚入り)の2種。どちらもビン入りで、価格は200円(税込)。全国で順次約3000台展開予定としています。
今後の展開は?
今後、公衆衛生用品のアイテムは順次増やしていく予定とのことです。ダイドードリンコは、公衆衛生用品を手軽に購入できるようになることで、より身近な存在として自販機の新たな価値を提供できるのではないかとしています。
自動販売機で売っている飲み物以外のもの
1. ラーメン
こちらは食事系の自動販売機。インスタントラーメンを買って付属の給湯器でお湯を入れて調理するタイプと、缶を開けたらすぐ食べられるラーメン缶があります。どうやって食べるの?と思ったあなた、インスタントラーメンはポケットにフォークか箸が、ラーメン缶はふたにフォークが付いているのでご安心ください。
2. すぐ食べられる状態で出てくる冷凍食品
冷凍食品の自動販売機。もちろん、温めてすぐ食べられる状態で出てきますよ。フライドポテト、たこ焼き、ホットドッグ、焼きおにぎりなど軽食が中心。自動販売機とはいえとっても美味しいんです。高速道路のパーキングエリアなどでよく目にしますよね。
3. アイス
温かい食べ物を食べた後は、自動販売機でデザートのアイスもいかが?夏だけでなく、商品を入れ替えながら冬も販売していますよ。写真のメニューにあるアイスは、食べ歩きしやすいよう工夫された自動販売機専用アイス。駅のホーム、遊園地、ショッピングセンターを中心に全国に約2万台も設置されているほど人気です。
4. バナナ
ついには、生鮮食品まで。日本ではバナナも自動販売機で買えちゃいますよ。内部はバナナの保管に最適な13度に保たれ、いつでも手軽においしく食べられます。朝食がわりや、小腹を満たしたい時にちょうどいいと好評です。
5. 傘・日用品
ここからは飲食物以外の自動販売機をご紹介していきますね。見えますか?一番左で販売されているのは、なんと傘。急な雨に重宝しそう!?隣にあるのは、子供用のおむつや日用品の自動販売機です。思わず写真におさめたくなりますよね。
6.洗車用品
主に洗車場にある、洗車用品の自動販売機。シャンプーやスポンジ、タオル、ワックスなどがそろっています。うっかり忘れて手ぶらで行っても安心ですね。
7.使い捨てカメラ
子供から大人まで誰でも簡単に写真が撮れる使い捨てカメラの自動販売機。かつて日本の観光地でよく見かけたこの自動販売機も、デジタルカメラの普及により少なくなりましたが、フィルム撮影できる使い捨てカメラは、再び人気が復活しています。見かけたら購入してはいかがですか?
8.電池
こちらは、電池の自動販売機。電池が切れた時、ストックがないと困りますよね。コンビニのない時代、24時間買うことができるためとても重宝されました。現在でも、街の電気屋さんに哀愁漂う自動販売機が設置されていることがあるので、見つけてみてくださいね。
9.たばこ・お酒
たばこ・お酒など、利用者を限定している自動販売機もあります(20歳以上が使用可)。たばこを自動販売機で購入するには、たばこ自動販売機用の成人識別ICカードが必要で、誰でも利用できるというわけではありません。また、ビールなどのお酒の自動販売機は、11:00 pm – 5:00 am まで販売中止時間を設けたり、自動車免許証を差し込んで年齢確認をしたりしています。
10.だし
だし専用の自動販売機。
24時間いつでも購入可能。設置箇所も増設中です!
だし道楽は2003年の商品化の後、皆さまの声にお応えして、2007年より自動販売機での販売を開始いたしました。
ちくさ病院からの最寄は、名古屋市千種区今池4丁目7-14です。
まとめ
調べてみると自動販売機は多種多様であり、とても手軽に買える機械として浸透していました。そういった中でマスクや除菌ウェットティッシュといった公衆衛生の品物まで入手できるのは、設置台数や技術の先進性で世界でもトップクラスのさすが日本!というべきところです。いずれは絆創膏や消毒用エタノールなども販売されるような専門の自販機が登場しそうですね。