よくある質問
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家族の強い希望で介護サービスが導入できなかったケース
<年齢・性別>
80歳・男性<居住エリア>
名古屋市東区<家族構成>
本人・妹2人・弟の4人暮らし
キーパーソン(KP):弟<保険情報>
後期高齢者医療保険(1割負担)
要介護5(1割負担)
福祉給付金あり<主な既往歴・診断>
- レビー小体型認知症
- パーキンソニズム
- 慢性心不全
- 高血圧症
- 逆流性食道炎
訪問診療導入までの経緯
もともと、ケアマネジャーからは介護サービスの導入を提案していたが、本人とご家族(兄弟姉妹)で支援体制が整っているとの強い希望があり、サービス導入が難しい状態が続いていた。
平成30年10月には右下肢蜂窩織炎で東部医療センターに入院。その後は杖歩行が可能なレベルまで回復していたが、令和4年2月頃からはベッド上での生活が中心となり、通院が困難になっていく。
これまでは、
- パーキンソニズムや認知症に対して:N整形外科内科
- 慢性心不全に対して:Y内科医院
に通院していたが、身体状況の悪化により通院継続が困難となり、訪問診療の導入が検討される。
訪問診療開始後の経過
2022年6月6日より、当院にて訪問診療を開始。
介護負担の軽減を目的として、6月23日~30日まで当院でレスパイト入院を利用。退院後の7月13日の定期訪問では、ムセはあるものの状態は安定していた。
しかし、8月10日にはムセが強く、発熱も確認されたため、誤嚥性肺炎の疑いでS医療センターに緊急搬送・入院。診断は誤嚥性肺炎で、完全な経口摂取は難しい状況。感染症の再燃・発熱リスクを考慮し、中心静脈カテーテル(CV)を挿入する処置が行われた。
9月20日、当院に転院。その後、9月30日に守山区の施設へ入所となり、当院を退院された。
医療処置
訪問診療開始から施設入所までは、特別な在宅医療処置なし。入院中にCV挿入あり。
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