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医療法人豊隆会ちくさ病院在宅医療

よくある質問

  • 訪問診療導入事例「ガン末期の方」

    <年齢・性別>

    66歳 男性

    <居住エリア>

    名古屋市中区

    <家族構成>

    独居。弟さんが尾張旭市。

    <医療保険・介護保険情報>

    国民健康保険 3割

    介護保険申請中

    <主病>

    #1肛門管癌末期状態

    #2癌性疼痛

    リン酸コデイン、ナルサス、カロナールにて疼痛自制内

    A病院消化器外科に通院予定

    #3左腎瘻造設状態

    腎瘻カテーテル交換(8/8 14fr 8cm固定)

    4週間に一度A病院で交換していく予定

    #4小腸ストマ造設状態(腸閉塞にて)

    <訪問診療開始の経緯>

    2015年11月11日、A病院にて肛門管癌にて手術(腹腔鏡下直腸切断術、側方リンパ節郭清)施行された。T3N0M0(前立腺がんの中でも前立腺の被膜をこえてがんが広がっているが、リンパ節転移・遠隔転移がない), stage2、術後化学療法は希望されず未実施。

    2018年12月、左鼠径リンパ節再発し郭清術施行された。

    2020年1月、多発リンパ節再発と肺転移指摘され化学療法施行。左尿管狭窄あり左腎瘻造設(時期不詳)。

    2023年4月、腸閉塞にてA病院入院され、5月、小腸ストマ造設された。

    6月に入りせん妄出現し自宅退院は困難と判断され退院支援目的でB病院へ転院となった。

    転院後はせん妄もほぼ消失し全身状態安定。左鼠径リンパ節(転移あり)に疼痛あるもナルサス12mgにてコントロール良好。食思やや低下あるも補液するほどではない状態。

    自宅退院に向け当院より訪問診療開始となった。

    退院後は当院の訪問診療とA病院への定期受診を併用しフォロー。通院時は弟さんが通院介助を行った。

    介入から約3ヶ月後、自宅で静かに息を引き取られた。

     

    【医療行為】

    胃ろう管理

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