よくある質問
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ご自宅で療養された後、病院でお看取りになったケース
<年齢・性別>
90歳 男性
<居住エリア>
名古屋市東区
<家族構成>
本人独居
KPは長男嫁と孫
市内に長男夫婦、孫がいる
次男は県内にいる
<医療保険・介護保険情報>
後期高齢者医療保険 1割
要支援2 2割
<主病>
#直腸癌術後再発末期状態
#ストマ造設状態
#慢性腎不全
#高血圧症
#腰痛症
<訪問診療開始の経緯>
N医療センター外来受診時に癌が再発しているという状況であったが、病状認識が不明であったため、あらためて直腸癌の膀胱での再発が指摘されていること、採血上のデータの悪化認め鉄過剰、高Mg血症あり、それらの内服中止。状態悪化をみとめること、一度CT撮影をして病状を把握するためご家族も呼んで病状説明をしようとしていたところ、受診困難とのことでちくさ病院へ紹介となる。
自宅療養希望あり、当院で訪問診療開始。疾患理解は問題なさそうで達観された雰囲気あり。学徒動員やバブル絶頂期の金融を経験されており、ご自身の死生観もしっかりもっておられる印象をうけた。その後の定期訪問では、食欲低下の訴えあるものの、「そうめんは食べているよ。昨日は餃子を買ってきて食べた。」などのお言葉もあり療養できていた。その後、息苦しさ、ふらつきあり、N医療センターへ救急搬送となり、そのまま入院となる。翌20日、N医療センターにてご逝去。
医療処置:点滴
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