よくある質問
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施設入所希望が強くあったものの、長く在宅療養が送れたケース
<年齢・性別>
88歳 女性
<居住エリア>
名古屋市中川区
<家族構成>
本人独居
KPは同区内にいる三男
長男、次男はご逝去されている
<医療保険・介護保険情報>
後期高齢者医療保険 1割
要介護2 1割
<主病>
#2型糖尿病
#右大腿骨転子部骨折術後
#脂質異常症
#高尿酸血症
#アレルギー性鼻炎
#便秘症
<訪問診療開始の経緯>
2型糖尿病などでE病院へ通院されており、インスリン導入となっている。その後、Uクリニックへ通院開始となり、そこでインスリン管理を行っていた。転倒によりO病院入院し、骨接合術施行。O病院入院中にインスリンは終了となった。リハビリ目的でSリハビリテーション病院へ転院。
リハビリ継続し自宅退院可能レベルとなり、自宅退院となる。その後通院困難なため訪問診療介入開始となった。介入当初より、本人の施設入所希望高く、施設入所までのつなぎを訪問診療で行う雰囲気があった。いきいき支援センターからの相談であり、要介護が出たらケアマネージャーへ引継ぎ、施設入所の流れであったが、自宅での生活に自信が持てたのか、施設入所希望は話されるものの、具体的に進んではいなかった。
もともと頻尿あったが、朝に10回も排尿するなど増悪を認め、往診対応。吐き気が続いており、食事水分が摂取できず、薬も飲めないとの事で再度ご連絡あり。ご自宅に独居であることや、キーパーソンが近隣に不在であることから、こうなった場合入院で加療をすることになっていた。
当院で入院満床のため、受け入れ困難であることからO病院に入院依頼となり、同日から入院となった。O病院では偽痛風の診断が下り、当院へ転院となった。KPが明確になっていない中での対応ということもあり、入院中に身元保証人がつき、退院後は自宅ではなく施設入所となった。施設希望があったものの、約3年間ご自宅で療養できたケース。
医療処置:特になし
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