よくある質問
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医療依存度が高い方への訪問診療介入
<症例>
男性 63歳
<住所>
名古屋市名東区
<家族構成>
2人暮らし 妻
<保険情報>
国民健康保険 3割負担
介護保険 要介護5 1割負担
<疾患>
くも膜下出血 嚥下障害 高血圧症、アレルギー皮膚炎、うつ状態
<導入の経緯>
2024年1月意識を失いTセンターへ搬送。
診断: 左解離性椎骨動脈瘤の破裂によるくも膜下出血(SAH)が確認された。
治療: バルーン閉塞試験後に母血管の閉塞手術が行われたが、術直後に心肺停止となり、挿管および全身麻酔管理が必要となった。
母血管閉塞に伴い脳幹の穿通枝が閉塞し、MRIで延髄の両側に梗塞が認められた。
また、経過中に誤嚥性肺炎が合併し、その後も症状が繰り返される可能性があるため気管切開術が施行された。
しかし、気管切開後も肺炎が合併し、延髄梗塞により四肢麻痺が発生した。
消化管出血が1月末に認められたが、出血源が明確ではなく、腸管の安静のみで軽快した。
状態が安定したため、リハビリテーションを目的として2月28日にZリハビリセンターに転院となる。
退院後当院が気切、胃ろう管理も含め訪問診療介入となる。
<医療処置>
気管切開カニューレ 胃ろう
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