よくある質問
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自宅で最期を迎えたい希望を叶える為の訪問診療介入
<症例>
女性 75歳
<住所>
名古屋市中区
<家族構成>
2人暮らし 夫
別居 長男
<保険情報>
後期高齢者医療保険 1割負担
介護保険 申請予定
<疾患>
上行結腸癌末期、たこつぼ型心筋症、心不全、癌性胸水
<導入の経緯>
2022年に上行結腸癌に対し腹腔鏡下回盲部切除術施行。
化学療法は帯状疱疹発症し継続困難となり病状悪化。
2024年5月に癌性胸水貯留とうっ血性心不全発症し治療したが現在も酸素投与が必要な状態。
BSC方針で自宅退院の希望強く、今回退院後より当院訪問診療開始となった。
<導入後の経緯>
6/19初診
最終排便は6/18。便はまずまずでている。
以前はポータブルを利用できたが最近はリハパンの中にしてしまう。
コデインは鎮咳薬として内服していた。
咳は治まってきているとのこと。粉薬は飲みにくいとのことなので、頓服とした。
1週間前から食思不振あり。
牛乳くらいしか飲めていなかったとのこと。
今は水分が500mlくらいなんとかとれるくらいで、食事はヨーグルト、リンゴ少量くらい。
6/20診察
SpO2 80代前半。酸素を3Lから4Lにあげる。
息子さんと旦那さんとお話しをする。
心機能が低下してきているので、点滴をあまりいれすぎるとたまってくる。
御本人があまり苦しまないこと目的にしていく。
酸素はCO2ナルコーシスになる可能性はあるが、御本人が苦しくないように酸素は上げていく。
6/22
訪看より連絡あり。
ご家族から呼吸が止まっているとの連絡があった。
同日に緊急往診 ご自宅で死亡確認。
<医療処置>
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