よくある質問
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通院困難および経済的に厳しい状況であったため、福祉給付金資格者証の取得手続きを進めながら訪問診療開始
<年齢・性別>
77歳 女性
<居住エリア>
名古屋市名東区
<家族構成>
本人独居。長男緑区
<医療保険・介護保険情報>
後期高齢者医療保険 1割
要介護2
<主病>
アルツハイマー型認知症、脊柱管狭窄症、糖尿病
<訪問診療開始の経緯>
本人独居。相談の1年ほど前から理解力が低下し、物忘れが多くなってきており、日常生活に支障が出てきている状況であった。時折体調不良の訴えがあり、相談があった4か月ほど前に近くの基幹病院に受診し、1週間ほど検査入院をしたが、内臓系に異常は見つからなかった。
歩行も不安定で、休み休み近くのドラッグストアに行くのがやっとの状況であった。
既往に糖尿病もあり、定期的な通院が必要な状況であったがタクシーまで歩くことも困難なことがしばしばあり、長男の通院介助も困難な状況であったため、訪問診療を検討することとなった。
面談時、本人は費用面を非常に気にしており、経済的負担を軽減するため、福祉給付金資格者証の取得ができないか検討した。
介入中のヘルパーから日常生活についてのエピソードの聞き取りを行い、担当予定の医師にそれらを報告したところ、認知症の状態としては十分に取得可能なのではないかという意見があった。
福祉給付金資格者証取得してから訪問診療を開始するか、あるいは通院困難な現状を考慮して、訪問診療を行いながら取得手続きを進めていくという2つの選択肢を提示した。
長男より、とりあえず訪問診療を導入し、丸福の取得ができなかったときはまた考えますというご回答であったため当院での介入を開始した。
導入後、丸福の取得ができたため現在も引き続き介入が続いている。
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