よくある質問
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各疾病に対してのアプローチ
訪問診療導入事例「
<年齢・性別>
97歳 女性
<居住エリア>
名古屋市昭和区
<家族構成>
本人、長男、嫁の三人暮らし。
<医療保険・介護保険情報>
後期高齢者医療保険 1割
丸福
要介護5 1割
<主病>
#心筋梗塞
#脊柱管狭窄症
#糖尿病
#慢性心不全
<訪問診療開始の経緯>
高血圧症、パーキンソン病、鉄欠乏性貧血などでAクリニックに通院されていた。
2023年1月に入ってから咳込みなどあり、1月17日酸素化不良を認めB病院に緊急搬送、肺炎の診断で入院となり、HOT、抗生剤投与が開始された。
入院時の検査にて肺腫瘤が疑われ、胸腔穿刺行ったが、細胞診の結果は陰性。
CEAも基準値内とのことで、肺膿瘍疑いとして抗生剤を4週間投与した。(2月13日まで)
2月13日より退院に伴い、当院より訪問診療開始となっている。
各疾病に対してのアプローチは以下の通り
#1 慢性心不全
アゾセミド30mg入院中より中止
心不全徴候認めた際は処方再開
#2 高血圧症
ビソノテープ4mg使用中
#3 鉄欠乏性貧血
数年前に便潜血陽性となったが、年齢のことも考慮し精査せずに経過観察となっている。
2022年3月頃にHb6台まで低下したが、鉄剤のみで対応し、2022年9月にHb11台まで改善。フェロミアは入院中鉄利用障害を認め中止していた。
2023年2月初診時採血でHb8.5と貧血再度進行しており鉄利用障害も改善したため内服再開。
2023年6月5日吐血あり。義娘様と相談し搬送せず自宅にて経過観察とし、タケプロン開始。
義娘様と相談し、9月にタケプロン中止。
#4 尿閉
入院中に尿閉があり、導尿をしていたが、本人の尿意がなく、1000mlほど貯留。
内服では改善せず、カテーテル留置となっている。
16Fr シリコン 当院訪問時に交換。
#5認知症
初診時HDS-R15点
周辺症状なく穏やかに過ごされている。
#6 便秘
酸化マグネシウム330㎎×2 内服中。症状により適宜調節。
【医療処置】膀胱留置カテーテル
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