よくある質問
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精神疾患がある方の訪問診療介入
【患者情報】
患者: 71歳の女性
住所: 名古屋市瑞穂区
家族構成: 1人暮らし、キーパーソンは別居の義姉
保険情報: 医療保険2割 介護保険 要支援2割
疾患: うつ病 高血圧
【経緯】
令和4年4月21日よりMクリニックに通院。
不安、不眠、食欲低下あり通院、服薬を始め自宅から義姉宅近くに引っ越して、穏やかに暮らしていた。
8月自宅で倒れてY病院に搬送。
しばらく抗てんかん薬を内服していたが、現在は内服していない。
11月より訪問看護導入。
ケアマネジャーより通院困難の為訪問診療希望あり。
【導入後の経緯】
2024/3/15初診
夜間寝ている。食事はお弁当の配食。おいしいと。便出ている。
薬は2ヶ月飲んでいない。気分は、少し落ち込んだり不安感がある。
ドグマチール1錠昼だけ再開する。
マイスリーは不眠時でだす。不安時の頓服はいらないと話している。
普段の血圧は157/90くらい。
診察は終始緊張した様子で、言葉少なく話される。
ケアマネさんよりは電気が止まっても2日間そのままでいたことなどがあったそうであるとの話あり。
2024/4/5
高血圧薬 アムロジピン2.5mg 追加
抗うつ剤 レクサプロ10mg 開始
【医療処置】
なし
【今後の課題・注意点】
・服薬不良の問題: 患者は抗てんかん薬を内服していたが、現在は内服していないとのこと。また、抗うつ剤の服薬も不安定であり、ドグマチールとレクサプロの処方があった。
服薬の適切な管理と服薬指導が必要である。
・心理状態の不安定さ: 患者は緊張し、言葉少なく、緊張感や不安感があると。
うつ病の症状の一部かもしれないが、診察中のコミュニケーションの改善や心理的な支援が必要である。
・生活支援の必要性: 電気が止まっても2日間そのままでいたという事例があるように、生活支援の必要性が示唆される。生活状況の把握や必要なサポートの提供が必要である。
・身体疾患の管理: 高血圧の治療については、アムロジピンの追加処方が行われているが、血圧の管理が必要である。定期的な血圧モニタリングと治療調整が必要である。
・介護ニーズの評価: 患者は1人暮らしであり、義姉がキーパーソンであるが、介護や生活支援のニーズがあるかどうかを評価する必要がある。
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