よくある質問
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2週間で13Lの除水を行い、ご自宅でのお看取りになったケース
<年齢・性別>
71歳 男性
<居住エリア>
名古屋市緑区
<家族構成>
本人、妻の2人暮らし
KPは妻
同区内に長男、次男がいる
<医療保険・介護保険情報>
健康保険 3割
新規申請中 3割
<主病>
#肝内胆管癌(2017/10から治療、非切除例)
#肝硬変
#癌性腹膜炎
<訪問診療開始の経緯>
2017年10月から肝内胆肝癌をC病院で化学療法行っていた。初診から4、5年経過。徐々に肝硬変と腫瘍の進行あり腹水貯留し治療継続は困難となり、緩和医療の方針になる。6月21日にCART1回目を行い、3Lの腹水を除水。利尿剤も使用したことで腹部膨満感は少し軽快しているとのこと。自宅退院の希望強く、2022年6月23日午後自宅へ退院。在宅看取りも含め訪問診療の依頼あり、6月24日から介入となった。本人にはC病院主治医から終末期の話は複数回説明済も楽観的なところはある。妻は余命1-2ヶ月以内と理解されており自宅での看取りを希望されている。6月24日の初回訪問では腹水貯留が著名であり、本人から腹水除去希望あったため、1500ml除水した。その後、6月30日にも2500ml、7月1日には3000mlの除水を行った。4日、7日にも同様に3000mlの除水を行った。腹部の膨満感の訴えは除水に伴い軽減するものの、全身状態は低下傾向であった。7月9日、ご自宅で奥様に見守られ、ご逝去された。
医療処置:腹水穿刺
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