よくある質問
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ご自宅での診療後、関連施設「翠香邸」に入所、施設でご逝去されたケース
<年齢・性別>
85歳 女性
<居住エリア>
名古屋東区
<家族構成>
本人独居。夫他界。子供は長男と長女の二人。KP長男。二人とも市内に住んでいる。
<医療保険・介護保険情報>
後期高齢者 1割
丸福
要介護4 1割
<主病>
#脊髄小脳変性症
#陳旧性脳梗塞
#高血圧症
<訪問診療開始の経緯>
2010年頃より徐々にふらつきが進行、2012年頃より構音障害も出現。2014年にA病院の神経内科を受診し脊髄小脳変性症の診断、難病申請済。徐々に進行し、2016年右放線冠の脳梗塞発症。2018年B病院の神経内科受診、ふらつきは脳血管性の疑いと診断。2019年4月にC病院の脳神経内科受診、2020年7月に遺伝子検査希望あり実施(J-CAT)。SCA31に矛盾しない所見であったと。徐々にふらつき進行も、コロナの影響もあり通院困難となり、訪問診療介入依頼あり。
長男様より、独居状態での自宅生活には限界があると認識しており本人には施設入所を何度も勧めているができる限りは自宅で生活したいという意欲が強いとお話を伺っており、当院もその意向に沿ってサポートをしていくことで家族と合意し介入を開始した。
その後2023年7月頃まで自宅での生活を続けていたが、屋内転倒が頻回となり本人も施設を見据えるようになった。
当院の運営する住宅型有料老人ホーム「翠香邸」へ見学に行き、本人もここであれば納得して自分らしい生活はできると安心され入所の意志を示したため7月より入所。
2023年12月まで当院の訪問診療を継続していたが、脳出血にて入院となりご逝去された。
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