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医療法人豊隆会ちくさ病院在宅医療

よくある質問

  • ガン末期 3か月はADL保たれ、ご自宅でのお看取りになったケース

    <年齢・性別>

    89歳 男性

    <居住エリア>

    名古屋市東区

    <家族構成>

    本人独居

    KPは長女

    近隣に長女夫妻おり、市内に次女、三女がいる

    <医療保険・介護保険情報>

    後期高齢者医療保険 1割

    要介護4 2割

    <主病>

    #高血圧症

    #狭心症あるいは心筋梗塞(2017年C病院、ステント治療、詳細不明)

    #糖尿病

    #高脂血症

    #高尿酸血症

    #アルコール依存症

    #不眠症

    #右大腿部褥瘡

    <訪問診療開始の経緯>

    2017年10月、胃癌で腹腔鏡下幽門側胃切除術(T1b N2 M0 StageⅡA)。2019年、早期横行結腸癌を指摘されN医療センターで精査したが、腹腔鏡手術を希望でF病院受診されるが、本人の希望で手術施行せず経過観察の方針となる。2021年、下血でN医療センターへ緊急入院、輸血等施行。大腸検査で腫瘍は増大傾向認められた。2022年4月12日、横行結腸癌増大指摘も精査・入院加療は希望されず。7月、著明な貧血・低栄養・浮腫を認め、徐々に活動性低下。8月2日、F病院受診、採血でAlb 1.8  Hb 7.3 であったが検査・治療介入はせずに最期を迎える本人の希望あり。緩和科に転科。8月23日、F医科大学病院 緩和科受診、自宅での生活を継続し最期を迎えたい希望あり。本人・長女夫婦に急変リスク・DNARの方針など説明し理解を得た。8月25日、当院へ訪問診療の依頼あり、9月7日から介入開始。介入後3か月ほどはADL保たれており、疼痛コントロールも微調整しつつ、うまくいっていた。2023年1月21日、娘様希望あり在宅酸素2Lで開始。翌22日、ご自宅にてご逝去された。

    医療処置:在宅酸素療法、緩和ケア

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