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医療法人豊隆会ちくさ病院在宅医療

よくある質問

  • 癌末期の方への訪問診療介入

    <症例>

    男性 90歳

    <住所>

    名古屋市千種区

    <家族構成>

    本人、妻の2人暮らし

    長男夫妻が近所に住んでいる

    <保険情報>

    後期高齢者医療保険 2割負担

    介護保険 要介護4 1割負担

    <疾患>

    直腸癌

    多発肝転移

    <導入の経緯>

    2023/1/27 血便のためT医療センター受診

    2023/1/31 下部消化管内視鏡検査施行し、 大腸ポリープを内視鏡的粘膜切除術

    下部直腸に1型腫瘍あり血便の原因と考えられた

    家族とも相談し手術は施行しない方針で2023/2月退院

    その後も下血あり2023/7月に外来受診 Hb低下あり輸血対応

    2023/11月にも下血、貧血のため入院、CTでは肝転移もありStageIV

    超高齢であり手術や抗癌剤治療の適応はなくBSCの方針 下血を反復しており抗血栓薬は中止

    2023/11月退院後当院の訪問診療開始

    自宅看取り希望

    <導入後の経緯>

    2023/11/14 Hb7.2g/dl 輸血は基本施行しない方針となった

    輸血は原則施行せず自然経過で、緩和的に対応していく方針確認した

    12月までは比較的落ち着いて自宅で過ごせていたが、1月に入り症状悪化、吐き気、腎不全もありご家族とDrで話し点滴はしない方針となった

    1/8自宅でご逝去された

    <医療処置>

    なし

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