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医療法人豊隆会ちくさ病院在宅医療

よくある質問

  • ご夫婦に介入しているケース

    訪問診療導入事例「ご夫婦に介入しているケース」

    <年齢・性別>

    80歳 女性

    <居住エリア>

    名古屋市名東区

    <家族構成>

    夫と二人暮らし。長男は東京。嫁は名古屋。夫はがんで体調不安定。

    <医療保険・介護保険情報>

    後期高齢者 1割

    福祉給付金資格者証

    要介護5 1割

    <主病>

    #認知症

    #脳梗塞後遺症

    <訪問診療開始の経緯>

    2021年頃より転倒が増え、同年3月、脳梗塞でA病院入院。

    退院後は感情の起伏が激しくなり癇癪などをおこすようになった。徒歩で通院できていた近医へ徐々に通院困難となってきたため訪問診療希望されたため、2022年10月初診開始となった。

    #1脳梗塞後遺症(左MCA、PCA領域)

    後遺症として右同名半盲、軽度の右片麻痺、右半身の感覚障害あり。

    #2脳血管性認知症

    感情失禁あり。ご自身の年齢は58歳、港区の自宅におられると認識されている。不安が強く抑うつもあり、死にたいなどの言動もみられることあり注意が必要。初診時HDS-R:6/30点(遅延再生0-1-1)

    KPである夫もかなり重度の認知症であり、お二人の生活を継続することはかなりギリギリの状態。KPの息子様も東京に住んでおり名古屋への移住等は困難。

    施設入所等を検討していくことが妥当な状況であるが、本人が拒否されている状態。

    夫の状態にも気を配りながら、月2回の訪問診療にてフォロー。

    介入後半年ほど経過した段階で、夫も自身での通院が困難なため当院の訪問診療にてサポートしていくことが妥当であると判断し、ご家族もこれを希望されたため現在はご夫婦を当院でサポートしていく形となっている。

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