よくある質問
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若年性認知症があり、肺がん末期で介入したケース
<年齢・性別>
69歳 女性
<居住エリア>
名古屋市中川区
<家族構成>
本人、夫の2人暮らし
KPは夫
義母は施設入所中
<医療保険・介護保険情報>
健康保険 3割
要介護4 1割
<主病>
# 右上葉非小細胞肺癌(T1bN0M1a IVa)
# 若年性アルツハイマー型認知症
# 仙骨部褥瘡
<訪問診療開始の経緯>
2016年11月、8ヶ月ほど続く背部痛あり、N病院受診。右胸水より右上葉非小細胞肺癌の診断を受けた。同年12月から化学療法導入、2018年6月に脳転移認められた。原発巣の増大やパフォーマンスステータス(PS)の低下あり、BSC方針となった。若年性アルツハイマー型認知症もあり、長期入院が困難のため退院方向となり、それに伴い訪問診療介入の依頼を頂いた。2022年4月15日に退院前カンファレンスを行い、4月19日退院および訪問診療開始となった。褥瘡処置はプロペト塗布およびフィルム保護で行った。5月10日の定期診察では、仙骨部の褥瘡は著明に改善が認められた。訪問診療介入中、5月10日よりご家族本人希望あり訪問看護が中止となった。5月27日に夫より、区役所に問い合わせしたところ自立支援医療制度の対象となりそうとのことで新規申請の希望を頂き、診断書を対応した。7月5日にN病院の緩和ケア外来を受診したが状態悪く入院となった。入院中の8月10日にN病院の緩和ケア病棟でご逝去された。
医療処置:褥瘡処置
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