よくある質問
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ご家族に見守られお看取りになったケース
<年齢・性別>
98歳 男性
<居住エリア>
名古屋市千種区
<家族構成>
本人、長男、長男嫁の3人暮らし
KPは長男
同市内に次男、県内に長女がいる
<医療保険・介護保険情報>
後期高齢者医療保険 1割
要介護5 1割
<主病>
#左大腿骨転子部骨折(R4/2/21骨接合術 名市大病院)
#右大腿骨転子部骨折(R3/12/28骨接合術 名市大病院)
#骨粗鬆症
#認知症、廃用症候群
#狭心症
#膀胱炎
<訪問診療開始の経緯>
もともと、次男と2人暮らしで日中独居の生活をしていたが、令和3年12月24日デイサービスで転倒。右大転子部骨折しM病院で12月28日に手術し、令和4年1月14日にK病院へリハビリ転院となった。自宅は段差多く危険なため長男の自宅へ2月17日に退院したが退院当日1人でトイレへ行き転倒。左大転子部骨折しM病院へ救搬され令和4年2月21日に手術、3月17日Mホスピタルへリハビリ転院。入院中に意欲低下、離床困難、食事も摂れなくなり点滴施行、吸引処置も必要となった。入院中度々膀胱炎繰り返し、抗生剤にて治療。退院後は長男夫婦が自宅での介護を希望され、退院後訪問診療開始となった。
4月初旬に自宅他院となり、同日訪問診療が開始。自宅に戻られてから経口摂取可能となり、点滴も徐々に減量方向との話になった。4月15日に血圧低下、頻脈等があり、家族希望もあって当院へ緊急入院となり、誤嚥性肺炎の診断が出た。入院中は褥瘡処置も行いつつ、5月6日に自宅退院となった。自宅退院後、ご家族からは、「4月初旬にそれなりに調子もよかっただけに、状態崩れたときに受け入れがたかった。今はその頃よりも体調悪くなっており、看取りの覚悟が出来ている」とのお言葉あり。5月8日には呼吸の不安定さが出てきたため、在宅酸素療法を開始。6月27日にご逝去となり、息子さん夫婦、東京のお孫さんがそろった状況でお看取りとなった。
医療処置:褥瘡処置、点滴、痰吸引、在宅酸素療法
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