よくある質問
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残された時間を自宅で生活したいという希望を叶えるため訪問診療介入
<症例>
男性 71歳
<住所>
名古屋市千種区
<家族構成>
本人、妻、長女、孫の4人暮らし
<保険情報>
後期高齢者医療保険 2割負担
介護保険 要介護5 1割負担
<疾患>
盲腸癌、肺転移、肝転移
<導入の経緯>
2021/3から切除不能盲腸癌に対し化学療法施行。
2023/5 転倒を主訴に受診。
下部消化管穿孔(腫瘍の穿孔)の診断で回盲部切除、回腸瘻造設。
術後間質性肺炎の増悪ありステロイドパルス療法施行。
呼吸状態は改善したもののADL低下。
リハビリ施行し改善傾向だが人工肛門の管理を含め自宅退院後のサポート必要のため訪問診療介入。
定期通院し化学療法可能になれば再開。
自宅療養しながら評価していく予定となる。
<導入後の経緯>
2023/7退院
初診時今後の訪問リハビリ導入、人工肛門管理、CVポート管理を含め訪問診療でフォロー。
2023/7月後半に疼痛が強く麻薬処方。
同月主治医より予後3ヵ月程度との説明を受け自宅でのBSC方針となる。
2023/8疼痛は服薬で改善傾向となる。
同月咽頭痛出現し経口摂取量低下。
当院主治医より予後は2週間~1ヶ月以内と説明を実施。
せん妄症状が出現。
数日間苦悶状態で経口摂取できず、内服不可となる。
8/27全身状態悪化によりご逝去された。
<医療処置>
ストマ CVポート
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