よくある質問
-
残された時間を自宅で生活したいという希望を叶えるため訪問診療介入
<症例>
男性 73歳
<住所>
名古屋市瑞穂区
<家族構成>
本人、妻の2人暮らし
長女は別居
<保険情報>
後期高齢者医療保険 1割負担 福祉給付金資格者証
介護保険 要介護2 1割負担
<疾患>
慢性心不全
大動脈弁閉鎖不全症
僧帽弁閉鎖不全症
<導入の経緯>
2005年に急性心筋梗塞、心原性ショックの為入院。
以来15年程外来通院をしていた。
2020年10月に自宅で心室細動となり救急搬送。
心機能が非常に悪くなっており、末期心不全状態。
その後入退院を繰り返され2021/12の段階で予後数か月の見込みとなった。
自宅生活では体重増加を来してしまうことから、緩和目的の転院の選択肢もあったが、ご本人から残り少ない予後であれば好きなことをして自宅で生活したいとの強い希望があり、退院し訪問診療介入となった。
在宅での水分、塩分制限や症状緩和を通し、希望であった在宅生活、看取りの方向となった。
<導入後の経緯>
導入後しばらくは体重管理や食事制限も良好で自宅で過ごされた。
2021年2月皮膚の強いかゆみや食欲低下が顕著にみられ体重管理も不良になる。
2021年4月心不全+腎不全の状態となり、終末期であることを伝え、緩和治療強化することを宣言。
疼痛について積極的に薬剤量を増やしていく対応となる。
同月呼吸状態悪化によりご逝去された。
<医療処置>
HOT、Baカテーテル
新規で在宅医療を
お考えの方へ