よくある質問
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施設に入る前のワンクッションとして訪問診療を導入
<年齢・性別>
78歳 男性
<居住エリア>
名古屋市昭和区
<家族構成>
本人、長女の二人暮らし。妻は癌で他界。長男は東京。
<医療保険・介護保険情報>
後期高齢者医療保険 1割
要介護1
<主病>
非代償性肝硬変、肝性胸水、肝性脳症、認知症疑い、難聴
<訪問診療開始の経緯>
2011年食道静脈瘤破裂。2019年より肝性脳症を繰り返す。
2021年10月より肝性胸水貯留があり定期的な胸水穿刺が必要となる。
入院中に約800㎖抜水(右胸水)。800mlの抜水に要する時間は約2~3hで胸水穿刺後は呼吸困難感が薄れ症状改善を認める。
ADLに関してはほぼ自立だが、難聴が酷く、コミュニケーションはやや困難。
大切なことは本人に必ず理解してもらい話を進める必要があるため、時には筆談も必要となる。
発言等はしっかりしているが、短期の記憶障害など、認知症が疑われるようなエピソードもあり。
ただし、認知症の診断を付けられるレベルではないとのこと。
内服は自己管理できないため、入院中は看護師が行なっていた。
妻は癌で他界しており、主介護者の長女とは同居であるが、長女も日中は仕事があり、介護疲れも溜まっており、介護負担の減少も狙い訪問診療を導入することとなった。
今後、負担が増えるようであれば施設検討だが、相談時は本人の自宅退院希望が強かったため、施設に入る前のワンクッションとして訪問診療を導入しての自宅退院とした。
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