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医療法人豊隆会ちくさ病院在宅医療

よくある質問

  • 基幹病院に3カ月に1回の受診継続、当院と併診することで訪問診療開始

    <年齢・性別>

    61歳 男性

    <居住エリア>

    名古屋市千種区

    <家族構成>

    本人、妻、息子の三人暮らし。KPは妻。

    <医療保険・介護保険情報>

    後期高齢者医療保険 1割

    特定医療費受給者証

    要介護4

    <主病>

    多系統萎縮症

    <訪問診療開始の経緯>

    2019年2月ごろよりふらつきを自覚し始めた。

    その後も症状が徐々に悪化していき歩行も不安定となる。

    同年5月頃より、尿意切迫感も認められるようになる。

    MRIにて小脳脳幹の萎縮を認め、被殻のT2低信号、中小脳脚のT2高信号等を認めた。

    孤発性で緩徐進行性の小脳失調、自律神経障害(排尿障害)、MRIの所見より多系統萎縮症の診断がおりた。

    初診時より2年が経過し車いすでの生活となる。睡眠時無呼吸症候群に対してはCPAP実施していたが、呑気が見られたため中止した。

    その際に気切、胃ろうの説明をしたが2021年6月時点では希望しないと回答。

    相談時、経口摂取は良好だが排尿障害は徐々に悪化傾向であった。

    近くのかかりつけ医とA病院の神経内科へ定期的に通院していたが、通院が困難となり、患者本人と家族より訪問診療の希望があり、基幹病院への3カ月おきの受診は継続の上で、月2回の訪問診療を開始することとなった。

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