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医療法人豊隆会ちくさ病院在宅医療

よくある質問

  • 「直腸癌、ご本人の強い希望により訪問診療開始」

    <年齢・性別>

    80歳 男性

    <居住エリア>

    名古屋市千種区

    <家族構成>

    本人、妻の二人暮らし。KPの次女は徒歩圏内。

    <医療保険・介護保険情報>

    後期高齢者医療保険 1割

    要介護2

    <主病>

    直腸がん

    <訪問診療開始の経緯>

    肛門の痛みを自覚し、2021年3月に近医にてCS⦅下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)⦆施行したところ直腸癌との診断。精査加療目的にて基幹病院に受診。CT検査で多発肝転移、腫瘍の後腹膜への浸潤を認め、通過障害、出血傾向を認めなかったため化学療法を先行して2021年4月より開始。化学療法6クール施行するもPD(治療行為にもかかわらず、治療前よりも病気が進行または腫瘍が増大した状態)であったため、年齢も考慮し※BSC方針を提案したが、本人の強い希望で薬液変更して化学療法施行予定であった。

    しかし、倦怠感が増悪し、食事摂取もできず黄疸進行、CTで肝転移の増大認め、御本人・奥様・娘様にICしBSC方針となる。

    御本人の強い希望にて自宅退院となり、当院が介入することとなる。

    ※BSC(ベストサポーティブケア)とは

    がんに対する積極的な治療は行わず、症状などを和らげる治療に徹すること。

    効果的な治療が残されていない場合などに、あるいは患者さんの希望に応じて、積極的ながんの治療は行わず、痛みをとったり、QOL(生活の質)を高めたりすることを目的にしたケアに徹することを指す。

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