よくある質問
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            通院困難により訪問診療介入、多職種と連携し虐待防止につなげる事例<年齢・性別> 87歳 女性 <居住エリア> 名古屋市千種区 <家族構成> 本人独居。長男南区。次男千種区。 <医療保険・介護保険情報> 生活保護受給 要介護2 <主病> 高血圧症、心不全、統合失調症、不眠症、卵巣がん術後 <訪問診療開始の経緯> 生活保護受給者。長男より長年、次男と共に虐待を受けていた。令和元年に4カ月に渡り、市内の精神科病院に保護入院をしていた。 退院後は緑区からの措置を受け、名東区へ身を置くようになった。 長男には本人(母親)に連絡を取ったり、会ったりはしないという条件を提示し、長男もそれを受託したはずであったが、本人も次男も理解力が低く、長男が泣きついてきたことで頻回に会うようになってしまい、千種区の本人宅に長男が頻繁に来るようになってしまった。 このままでは、元の状態に戻ってしまう恐れがあるため改めて長男には本人宅にこないよう通達したが、約束が守られるかが不明なため、できる限り介護サービスを利用し、人の目を入れるようにした。 そのようなサービス計画の中で、本人は自力での通院も困難であることと医療的な人の目をいれることも必要であるとケアマネ、保護係、福祉課が判断し、当院へ相談があった。 面談時、サービス担当者会議を行い、万が一長男が来ていることがわかった場合の対応方法などを細かく打合せし、介入開始となった。 
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