よくある質問
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訪問診療依頼前に確認しておいて欲しいポイント
医療介護関係者から「訪問診療を導入する前に、何を確認しておくべきなのか」といった確認を頂くことがあり、「訪問診療依頼前に確認しておいて欲しいポイント」をまとめさせていただきました。
導入までの基本的な流れ
まずは、当院の訪問診療導入までの基本的な流れをご案内いたします。
- 担当相談員へお電話にてご相談ください
- お名前、大まかな地域を教えて頂いた上で、導入をする上で課題となりそうなポイント、ネックとなりそうなポイントなどをお電話でお知らせください(詳細な基本情報などはステップにて確認致します)
- ステップをご送付ください(サービス導入可能な曜日や時間をステップ内に記載していただくか、週間サービス予定表を別紙にてご送付ください)。
- 受け入れ可能かのご回答を相談員よりお電話させて頂きます(初診日、定期訪問予定もお知らせいたします。)
- 事前面談、事前契約(相談員よりご本人、ご家族にご連絡をさせて頂き面談の日程を決定し、ご訪問させて頂きます。)
- 初診
確認しておいて欲しいポイント
入院・外来共通
①同意の状況
ご本人は訪問診療の導入に同意しているのか、ご本人に意思決定が困難な状況の場合、ご家族は同意しているのかといった基本的な同意の状況をご確認して頂きたいです。完全な同意までは至っていない場合は、その理由をお知らせください(費用面で迷っているなど)。
②専門医の介入の必要性、医療行為の有無
専門医(精神科医など)の介入が必要かどうか、医療行為はあるのかをご確認してください。
③今後の受診について
退院後の受診予定はあるのか、併診となるのかなどをご確認してください。
④介入までのスピード感
退院予定はいつなのか、退院日に合わせての訪問が必要なのかなどの確認、外来の場合も残薬や訪問看護指示書の状況などご確認してください。
⑤おおよその方向性
特にターミナル期の患者様の場合、最期まで在宅で居たいのか、まだ揺れているのか、最期は緩和に行きたいのかなど、“その時点”でどういうお気持ちなのかをご確認して頂けると助かります。
外来
外来通院中の場合は、まずは現在のかかりつけの先生に相談済みなのかをご確認して頂きたいです。
診療情報提供書の依頼状況なども併せてご確認して頂けると大変助かります。
また、現在受診中のクリニックが複数ある場合は、どこにかかられているのかをわかる範囲で教えて頂けると助かります。
すべて当院でまとめるのか、専門科に関しては通院したいという希望があるのかなど、方針も教えて頂きたいです。
入院
①退院前のカンファレンスの有無
②緊急時対応の方向性に関してのご本人、ご家族のご希望
③退院後の受診の必要性
④介護保険の状況(申請中、申請予定など)
⑤腹水・胸水の穿刺などが必要となる方の場合、最終の穿刺の予定
⑥点滴が必要な方の場合、初診時に点滴が必要となるのか
など。
まとめ
確認したいことがあれば相談員から質問させて頂くので、きっちりかっちりご確認して頂く必要はありませんが、「確認して頂けると助かるな」という項目を記載させて頂きましたのでご参考にしていただけますと幸いです。
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