よくある質問
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通院介助が困難となってきたこと、緊急時の対応をとれる環境を作るため
<年齢・性別>
85歳 女性
<居住エリア>
名古屋市千種区
<家族構成>
長男と二人暮らし。主介護者は長男。
<医療保険・介護保険情報>
後期高齢者医療保険 1割
要介護3
<主病>
アルツハイマー型認知症
<訪問診療開始の経緯>
同居の長男は仕事が多忙で、出張が多いため、月曜日から土曜日はデイサービスを利用しており、出張の時はご本人様が独りになることを避けるためにお泊りサービスを利用して過ごされている。
日常生活動作の全てに声掛けや指示が必要な方で、お一人でいるときは無為に過ごされている状態。
これまで何とか通院介助してきたが、通院介助が困難となってきたこと、緊急時の対応をとれる環境を作りたいという理由から訪問診療を希望された。
短期記憶が困難な方で、介護サービス提供者のことも認識できないため、訪問医がキーボックスなどで鍵を開けて、診察をすることが困難という課題や長男の出張中の緊急時にどう対応すればよいかという課題があった。
定期の診察に関しては、長男が比較的休みを安定して取りやすい土曜日にし、出張等でどうしても対応が困難な場合は診察を跳ばすか、往診等で対応することで提案した。
緊急時に関しては、デイサービス中に往診の必要があると気づいた場合はデイサービス側から長男に連絡をとっていただき、往診をご希望された場合は自宅に送迎して頂き、自宅で診察をし、搬送等が必要であればそのように対応するという形で提案した。
長男とお話をし、それでお願いしたいとのことであったため当院にて訪問診療の介入となった。
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