よくある質問
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同居の妻の通院介助が困難、糖尿病悪化の懸念などから訪問診療を導入
<年齢・性別>
83歳 男性
<居住エリア>
名古屋市千種区
<家族構成>
本人、妻(要支援1)の二人暮らし
<医療保険・介護保険情報>
後期高齢者医療保険 1割負担
要介護2
<主病>
COPD、高血圧、Ⅱ型糖尿病
<訪問診療開始の経緯>
令和元年9月、尿路感染にて入院となったが、本人の希望によりすぐに退院。
しかし、退院後すぐに歩行困難となり、急性期病院に再度入院となった。
リハビリのために、回復期病院に転院し、年末に自宅退院の運びとなった。
自宅退院後、しばらくは問題なく生活をしていたが、同居の妻も介護利用をしているため、通院介助が困難となってきたため、訪問診療の相談があった。
ご相談を頂いた時は室内は伝い歩き、調子が良い時には徒歩5分ほどの距離にあるスーパーまで何とか買い物に行ける程度の歩行状態であった。
しかし、COPDの影響で労作時の息切れも著明となってきていること、妻の通院介助が困難なこと、甘いものが大好きでお菓子や清涼飲料水などを過剰に摂取していることでの糖尿病悪化の懸念などから訪問診療の導入の妥当性があったため、当院にて介入する運びとなった。
年金受給額が少なく、子供たちから生活費を支援してもらわなければならないほど、経済状況は困窮していたが、今後必要になる受診時のタクシー代のことや、将来的に要介護度があがれば医療費控除を受けられる可能性などを考慮すると金銭面での負担も変わらないとの判断であった。
また、男性PTや男性ヘルパーに対して強い口調や拒否がみられるとの事前情報があったため、女性の医師で調整し介入となった。
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