MENU

医療法人豊隆会ちくさ病院在宅医療

よくある質問

  • 在宅見取りを見据えての日常的な疼痛管理、適宜在宅での腹水穿刺などを目的として訪問診療開始

    <年齢・性別>

    69歳 男性

    <居住エリア>

    名古屋市千種区

    <家族構成>

    本人と妻の二人暮らし。長女近くに在住(協力的)

    <医療保険・介護保険情報>

    国民健康保険3割

    介護保険申請中

    <主病>

    悪性胸膜中皮腫

    癌性腹膜炎

    <訪問診療開始の経緯>

    2020年1月心筋梗塞後のCTにて左優位の胸水と両側胸膜下にすりがらす影を認め2020年2月よりA病院にてフォローを開始した。

    左胸痛や労作時呼吸困難より同年4月入院し、5月に悪性胸膜中皮腫の診断がおりた。

    2020年6月より化学療法を開始(CDDP+PEM)。6コース施行し、CR(完全奏功・完全寛解)となる。

    しかし2021年2月下旬、労作時呼吸困難、右多量胸水より精査し悪性胸膜中皮腫の診断。

    2021年3月30日、2nd lineとしてNivolmabを投与開始、5コース施行したが、胸水増加と左胸膜肥厚を認めPD(状態悪化・進行)と診断。

    7月27日よりBCS。癌性疼痛に対してオピオイド内服開始、腹水増加に対しては適宜腹水穿刺施行となった。

    今後の通院が困難なため、在宅見取りを見据えての日常的な疼痛管理、適宜在宅での腹水穿刺などを目的として訪問診療開始となった。

カテゴリ